月刊バスケットボール5月号

【好評連載中!】62年度全日本ジュニア★男子候補選手が合宿『今週の1枚』 ~月刊バスケットボール編集部が過去に掲載してきた写真の中から1枚を厳選。当時の出来事や選手たちの活躍ぶりを振り返る(37)~

 このコーナーでは、今まで月バスが掲載してきた写真の中から、編集部が独自の感覚で1枚をピックアップ。その当時の記事をもとに、選手たちの活躍ぶりを振り返ります。 

 

 今週はこの1枚を紹介!

 

62年度全日本ジュニア★男子候補選手が合宿

(1988年1月号)

 

 

 

 

 メンバーは昨年末の全国ブロック別集中強化合宿や選抜大会で選ばれた優秀選手、あるいは選抜やインターハイからピックアップされた有望選手である。

 

 今回の男子合宿にも女子と同様に全日本のスタッフがかけつけ、連日熱心な指導を行った。

 

 小浜元孝全日本監督は、「今回は技術面では2対2について指導した。わずかな時間の中なので基礎的なことが中心だが、ツーメンゲームをしっかりやるようにいった。

 

 また精神的な面については、将来の全日本代表として“いい選手”とはどんな選手であるのかを話した。いい選手とはコーチの指示に従ってプレーできる選手、コーチの要求をきちっと消化できる選手、ということだ。

 

 みんな素材的には優れている。かなり大きい選手もいろんなことができるようになっている。この時期からきちっと育てていけば、ナショナルチームもさらに強いチームになれるはずだ。協会の強化の中でジュニアからナショナルチームへどう一貫性を形作っていくかが問題だろう」と、熱いまなざしを各選手たちに送っていた。

 

 また、そのほか日本協会の役員が練習の場やあるいは宿舎を訪れてスタッフと話をするなど、タテのつながりを強化しようとする協会の新たな姿勢をうかがわせた。

 

 来週もお楽しみに!

 

(月刊バスケットボール)



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