月刊バスケットボール6月号

【ウインターカップ2019】東京成徳大の大黒柱、小関笑はダブルダブルの活躍を見せながらも惜敗

 

 3回戦の聖カタリナ学園を相手に、前半を37-31と良いスタートを切った東京成徳大。だが、「3Q中盤からリバウンド部分での綻びやオフェンスで消極的なところが出てしまいました」と、遠香コーチ。東京成徳大は最後まで粘りを見せたが、61-67で惜しくも敗れた。

 

「ゴール下で体を張ったプレーやミドルシュートが得意なので、積極的にシュートしていこうと思っていました。大会ではドライブしようとも考えていましたし、それが抑えられたら3Pも。1試合で1本は決められたので、その部分は良かったです。オフェンスリバウンドにも果敢にいこうと意識していました。
大学でもプレーを続けるので、オールラウンドでプレーし、流れが悪いときに自分のリバウンドで勢いに乗せることができるような選手なりたいです」と、#6小関。

 

 

 この試合で小関は25得点、12リバウンドのダブルダブルの活躍で、40分間のフル出場で戦い切った。特に、4Qの勝負どころでファウルをされながらねじ込んだ力強いプレーは勝利への貪欲さを感じたプレー。176㎝ながらペイント内のプレーだけでなく、ペリメーターから3Pシュートまで幅広いプレーが魅力で、リバウンドなど球際に強いプレーヤー。初戦の県岐阜商で22得点、2回戦の千葉経大附戦で19得点、3試合で平均22得点と安定した得点力を発揮した。

 

(月刊バスケットボール)



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