【NBAのアレコレvol.17】通算3Pシュート成功数歴代1位の選手は?
月バス.com限定配信の「NBAのアレコレ」。今回は第17弾をお届けします。「NBAをこれから見はじめたい!」「NBAについてもっと知りたい!」というアナタへ、月バス編集部が毎週一つずつNBAにまつわるマメ知識をQ&A方式で出題! 「これは知っているよ」というライトなものから「へぇ~」と思わず口にしてしまうようなディープなものまで幅広く紹介していきます!
前回のお題は「通算3Pシュート成功数歴代1位の選手は?」でした。
正解は…レイ・アレン(元セルティックスほか)
NBA史上でも希少なピュア・シューターとして知られたアレンは若手時代にはそのシュート職と高い身体能力を生かし、オールラウンド・スコアラーとしてバックス、ソニックス(現サンダー)をけん引。平均20得点は朝メシ前という当時のリーグ屈指のスコアラーでした。
そんなアレンは、優勝を求めて移籍したセルティックスでポール・ピアースとケビン・ガーネットに主役の座を譲り、シューターとしての役割に専念。数々のクラッチショットでチームを勝利に導くと共に、順調に3Pシュート成功数を伸ばしていきました。2011年2月7日のボブキャッツ(現ホーネッツ)戦を終えた時点で、その総数は2,559本に到達。歴代1位のレジー・ミラーの記録(2,560本)にあと1本と迫ります。
(セルティックスでは二度のファイナル進出、うち一度優勝)
そして迎えた次戦(11年2月10日)の相手は長年のライバルであるレイカーズ、舞台はホーム・TDガーデン、解説は記録保持者であるミラーという絵に描いたようなシチュエーションの中、1Q残り1分48秒の場面で、ついにその時が訪れました。
左サイドでボール・プッシュするラジョン・ロンド(現レイカーズ/当時セルティックス)が右手でアレンに「来い!来い!」と合図を送ると、走り込んできたアレンにパス。右45度からワイドオープンの3Pを沈め、ミラーの記録を抜いたのです。
その後はレイカーズのエース、コービー・ブライアントや解説席にいたミラーらと熱い抱擁。そこから引退までに積み上げた通算2,973本の3P成功数は今なお、歴代最多記録となっています。
では、今回お題は…
Q.1試合最多フリースロー試投数の記録を持つ選手は?
ヒント…かつてはリーグ最強センターと呼ばれていました
答えはうんちく、第18回のお題と共に12月13日(金)公開!
お楽しみに!
(月刊バスケットボール)