Bリーグ クラブ決算発表にみる各チームのジュニア・ユース育成

11月25日、Bリーグ2018-19シーズン(2018年度)のクラブ決算概要が発表された。B1、B2合わせた営業収入は221億円となり、リーグ発足前(NBL、bjリーグの合計)と比較して2.7倍と順調な成長を示している。
クラブごとに見ると下記のとおり、営業収入は17億を超えた千葉ジェッツが1位で、入場料収入では宇都宮が1位となった。宇都宮ブレックスはホームアリーナを年々改修し、入場者数を増やすとともに、顧客満足度を高める工夫を重ねてきた結果が出た形となった。
<B1クラブ別営業収入>
1.千葉 1,761
2.三河 1,622
3.A東京 1,377
4.宇都宮 1,370
5.大阪 1,363
<B1クラブ別入場料収入>
1.宇都宮 433
2.千葉 416
3.琉球 355
4.A東京 250
5.北海道 226
(単位100万円)
スポンサー収入や入場料収入といったクラブの収入項目の中に、ユース・スクール関連収入があるが、これをランキングにすると興味深い結果となった。なお、滋賀レイクスターズなど、スクールなどを運営する別法人を有するクラブもあるが、ここでは単純にクラブの決算に組み入れられたものを比較している。