月刊バスケットボール5月号

【NBAのアレコレvol.16】「『世界平和』という名前を自らに付けた名ディフェンダーの旧名は?

 月バス.com限定配信の「NBAのアレコレ」。今回は第16弾をお届けします。「NBAをこれから見はじめたい!」「NBAについてもっと知りたい!」というアナタへ、月バス編集部が毎週一つずつNBAにまつわるマメ知識をQ&A方式で出題! 「これは知っているよ」というライトなものから「へぇ~」と思わず口にしてしまうようなディープなものまで幅広く紹介していきます!

 

 前回のお題は「『世界平和』という名前を自らに付けた名ディフェンダーの旧名は?」でした。

 

正解は…ロン・アーテスト(元ペイサーズほか)

 

 メッタ・ワールドピース(以下、アーテスト)はNBAで17シーズンプレーし、オールディフェンシブチームに通算4回、最優秀ディフェンス賞に1回輝いた名ディフェンダーでした。アーテストはSFながら、ぶつかり合いにも強く、そのフィジカルなディフェンスはコービー・ブライアント(元レイカーズ)、カーメロ・アンソニー(FA)、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)ら多くのスコアラーを苦しめました。

 

 アーテストからの改名が決定したのはレイカーズに所属していた2011年で、彼が31歳のとき。そのインパクトの強すぎるド直球な名前には、さまざまな声が上がりました。

 

(レイカーズ時代には優勝に大きく貢献)

 

 というのも、旧名の「ロン・アーテスト」と聞いて多くのファンが思い出すのは、NBA史上最悪の乱闘とも呼ばれる通称“パレスの騒乱”。2004-05シーズンのペイサーズ対ピストンズ戦の終盤、ベン・ウォーレス(当時ピストンズ)に対して、アーテストがハードファウルをしたことで選手間の乱闘に発展。その後、ファンをも巻き込む大乱闘となり、試合は中止になりました。乱闘に関与した複数の選手が出場停止処分となる中、その中心の一人がアーテストだったのです。

 

 良い意味でも悪い意味でも記憶に残るアーテストですが、2010年にはレイカーズでチャンピオンリングを獲得。セルティックスとの第7戦では、試合を決定付ける3Pシュートを沈めました。

 

 では、今回お題は…

 

 1.サンズの黄金期を築き、シーズンMVPを2度受賞した司令塔は?

ヒント…サッカーが得意な選手です

 

 答えはうんちく、第17回のお題と共に11月22日(金)公開!

 お楽しみに!

 

(月刊バスケットボール)



PICK UP