月刊バスケットボール6月号

【ウインターカップ2019】千葉県予選は市船橋と千葉経大附が優勝を飾る!

 10月26日、船橋アリーナで開催された「第72回全国高等学校選手権大会(千葉県予選会)」は、男女ともに熱戦が繰り広げられ、男子は市船橋、女子は千葉経大附が優勝を果たした。

 

 女子の決勝戦は、昭和学院と千葉経大附の対戦に。初優勝を狙う千葉経大附は、序盤からリバウンドからの速攻で得点を重ねる。一方の昭和学院は、高さを生かしたプレーで得点を試みるが、なかなか決まらず。さらに、シュート前でのミスも目立ち、ペースがつかめない。その状態は2Qまで続き、33-23と千葉経大附が10点のリードで前半を折り返した。

 

 

 後半からは昭和学院のシュートが入りだし、#8花島百香の1対1や#9松本茜の3Pシュートが決まり4点差まで詰め寄った。だが、千葉経大附の池端直樹コーチが「苦しいときにブレイクを出すことができました」と話すように、コートの全員が走るバスケットで速攻を決め切り、昭和学院へ簡単に流れを渡さない。さらに4Q終了間際には、#7外木裕梨が3Pシュートを決めて勝負あり。72-62で、千葉経大附が初優勝を飾った。

 

 一方の男子は、市船橋と日体大柏が決勝まで勝ち上がってきた。

 

 その試合は、終始、両者一歩も譲らない激しい攻防を続けたが、「後半からミスが目立ち始めた」(野澤亨コーチ)日体大柏の隙を狙い、要所でシュートを決め切った市船橋が64-61の3点差で勝ち切った。

 

 勝利した市船橋の斉藤智海コーチは、「こんなに苦しい展開になるとは思わなかったです。選手たちがよく我慢してくれました。冬へ向けて、もう一度チームの基本に戻りたいと思います」とコメント。

 

 

 この結果から、女子は千葉経大附と昭和学院、男子は市船橋がウインターカップ出場を決めた。

 

 詳しい試合の模様や、優勝した選手たちへのインタビューは『月刊バスケットボール1月号』へ掲載!

 

(月刊バスケットボール)



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