NBA

2019.07.18

NBAサマーリーグが閉幕!! 若手の登竜門を制したのはメンフィス・グリズリーズ!!

 日本時間7月15日、若手の登竜門と言われるNBAサマーリーグが無事に閉幕。今大会には八村塁(ウィザーズ)、渡邊雄太(グリズリーズ)、馬場雄大(マーベリックス)、比江島慎(ペリカンズ)と4人もの日本人選手が参加し、国内でも大きな注目を集めた。


 日本時間7月15日、若手の登竜門と言われるNBAサマーリーグが無事に閉幕。今大会には八村塁(ウィザーズ)、渡邊雄太(グリズリーズ)、馬場雄大(マーベリックス)、比江島慎(ペリカンズ)と4人もの日本人選手が参加し、国内でも大きな注目を集めた。

 

(八村は現地ファンからも大人気/Photo ©Akiko Yamawaki)

 

 ソルトレイクシティ、カリフォルニア、ラスベガスの3都市で全30チームがリーグ戦を戦った末に上位8チームが出場できるトーナメントを迎える。

 

 八村の所属するウィザーズは残念ながらトーナメントに出場することはできなかったがグリズリーズ、マーベリックス、ペリカンズの3チームが勝ち残った。

 

 後に優勝を飾るグリズリーズは平均13.5得点、渡邊5.5リバウンドの好成績でチームをけん引した渡邊、ドラフト全体2位指名の注目ルーキー、ジャ・モラントという中心2選手を欠いたものの、1回戦でリーグ戦最終日に大敗していたセルティックスにリベンジ。

 

 続く準決勝、サマーリーグで平均24.3点を記録したニッケル・アレキサンダー・ウォーカーを筆頭に、総合力の高い選手がそろうペリカンズとの一戦は延長戦にもつれる激闘となる。ここで躍動したのが、八村とゴンザガ大でフロントコートコンビを形成したブランドン・クラーク。延長残り10.7秒に逆転のボースハンドダンクをたたき込み、チームを決勝進出に導いた。比江島と渡邊が欠場したことで日本人対決は実現お預けとなったが、八村ゆかりの選手の活躍は日本人ファンにとっても、興味深いものとなった。

 

 決勝でもクラークの勢いは止まらず、15得点、16リバウンド、3ブロックとペイントエリアを支配。最後は残り0.9秒でウルブズのインバウンズパスをグレイソン・アレンが弾き、勝負あり。クラークをはじめアレン、ブルーノ・カボクロら5選手が2桁得点を記録したグリズリーズは粘るウルブズを振り切り、見事優勝。MVPにはクラークが選出された。

 

(攻防に大きな成長を見せた渡邊/Photo ©Akiko Yamawaki)

 

 欠場となった渡邊もチームメイトを満面の笑みで迎え、サマーリーグは閉幕。自身のSNSにて「NBAサマーリーグ優勝!! 応援ありがとうございました! Summer league Champs! WE EARNED THIS!!」とシンプルに喜びのコメントを投稿した。



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