月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2019.06.18

夢を追い求める若武者が集うBリーグトライアウトが開催!!

 6月16日に東京・東洋大学総合スポーツセンターにて「B.LEAGUE TRYOUT 2019」が実施された。このトライアウトには、Bリーガーを目指す国内外の選手、再びBリーガーとなることを目標とする選手を対象に100名を選考。NBAのドラフトコンバインのシステムをモデルに、ウイングスパンやジャンプ力の測定をはじめ、パス、ドリブル、シュートなどの基本スキルと見定める1次選考と、スクリーメージをメインとする2次選考に分かれている。

 

 6月16日に東京、東洋大学総合スポーツセンターにて「B.LEAGUE TRYOUT 2019」が実施された。このトライアウトには、Bリーガーを目指す国内外の選手、再びBリーガーとなることを目標とする選手を対象に100名を選考。NBAのドラフトコンバインのシステムをモデルに、ウイングスパンやジャンプ力の測定をはじめ、パス、ドリブル、シュートなどの基本スキルと見定める1次選考と、スクリーメージをメインとする2次選考に分かれている。

 

 このトライアウトを始めた経緯について「具体的にこのトライアウトから何人Bリーガーを出したいかというよりは、応募があった選手の中から一人でも多く、『Bリーグの舞台に立ちたい』という強い意志を持った選手を発掘したい」と、Bリーグ強化育成グループの塚本鋼平氏は熱のこもった表情で語る。

 

(各種測定はNBAのドラフトコンバインに即したものが多い/写真はジャンプ力測定)

 

 今回で三度目となるトライアウトには、過去最高の194名の応募があった。トライアウトに参加できる人数は毎年100名と決まっており、応募数の増大はすなわち、Bリーグが選手たちにとってより明確で、魅力的な目標に変わってきている証なのだ。応募者の中から、経歴や志望理由を考慮して100名を決定するが、ここで重視するのは冒頭にも挙げられた『Bリーグの舞台に立ちたい』という強い意志だという。

 

 また、これまでは一部の例外を除いて、中学、高校などのカテゴリーで活躍することが、プロとしてプレーしていくための必須条件と言っても過言ではなかった。しかし、今年のトライアウトには「中体連や高体連などに属さなかったハーフの選手や、ストリートバスケを続けてきた選手、米軍基地内でプレーしていた選手なども参加しています」(塚本氏)と言うように、より幅広いカテゴリーからの選手を受け入れ、眠れる才能に対してチャンスを与えているという側面も見逃せない。

 

 多くの参加者の中から、編集部では2名の選手に注目した。



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