久留米市で行われる毎年恒例の福岡大附大濠(福岡)vs.洛南(京都)の一戦。果たして結果は…?

 

【3Q】…序盤から洛南は#4と#7のジャンパーがテンポ良く決まり、後半は洛南ペースで始まる。対する大濠は、地元・筑後地区出身である#5の粘り強いリバウンドシュートからの得点で大濠ベンチが大いに盛り上がり、流れが大濠に傾く。さらに大濠は#13の3Pシュートが決まり、徐々に点差を開いていく。

 

 洛南はハイポストを上手く使いながら、応戦するが、大濠の固いディフェンスに阻まれる。それでも粘り強く洛南#12のペネトレイトを仕掛けるなどによって、4点差まで縮めた(54-50で大濠リード)。

 

【4Q】…大濠#8、#13のペネトレイトからの連続得点で流れを大濠がつかむ。洛南は痛恨のターンオーバーから大濠のファストブレイクを許して手痛い失点。50-63の大濠リードで洛南はタイムアウト。

 

 しかし、大濠の勢いは止まらず、#13の速い展開からのアシストパス、#9のリバウンドシュートで点差を2桁に。何とかゲームの流れを取り戻したい洛南は、再びタイムアウトを取って最後の追い上げを図る。タイムアウト後、洛南#15の力強いペネトレイトと、1-2-2のフルコートディフェンスで巻き返しを狙う。その後、洛南は少しずつ点差を詰めていったが、大濠は#19のジャンパー、#12のフリースロー、#11の3Pシュートなどで引き離す。その後も勢いの止まらない大濠は、次々と得点を重ねていき、84-65で戦いを制した。

 

 試合後、福岡県ベスト4の祐誠高も洛南高と対戦し、105-70で洛南高が勝利している。

 

*協力:久留米市バスケットボール協会、久留米市中体連、福岡大附大濠高、洛南高

 

(月刊バスケットボール)



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