久留米市で行われる毎年恒例の福岡大附大濠(福岡)vs.洛南(京都)の一戦。果たして結果は…?

 6月9日、久留米信愛学院高(福岡)で、久留米市中体連技術講習会が開催され、恒例の福岡大付属大濠vs.洛南(京都)の一戦が行われた。


  洛南高は下級生が主体のチームで、大濠高は主力の横地、平松がナイキオールアジアキャンプで不在。キャプテン西田もケガで出られない状態での試合となった。両チームともに県、府大会のインターハイ予選決勝で前半リードしながら逆転負けという悔しい結果の中での戦いだった。

 

 

【1Q】…両チームともにマンツーマンディフェンスでゲームをスタート。洛南は#15のゴール下のシュートで先制し、対する大濠は#12の鮮やかなパスから#6のアリウープで得点する。

 

 序盤、洛南は素早いパス回しからのインサイド、アウトサイドを上手く使いバランスよくシュートを狙う。大濠は#9のポストプレーを中心に応戦。ともに点の取り合いとなったこのピリオドは、ラストプレーで大濠#12がゴール下をねじ込み、25-21大濠リードで終える。

 

【2Q】…両チームともに激しいディフェンスで得点をなかなか取ることのできない重たい展開となる。その中、大濠は#6のしぶといディフェンスからボールをスティールし、ファストブレイクを成功。このプレーを皮切りに、大濠が徐々に流れをつかみ始める。

 流れを戻したい洛南は、残り5分に25-31(大濠リード)の状況でタイムアウトを請求して立て直しを図った。これが功を奏し、#12や#4の連続ジャンパーで流れを取り戻す。また、洛南は3-2ゾーンディフェンスからトラップを仕掛けて大濠に襲いかかる。そして、#4の3Pシュートで同点、さらに逆転に成功した。

 

 大濠も#13のペネトレイト、#12のファストブレイクで踏ん張り、残り僅かのところで洛南に追い付き、37-37の同点で前半を終える。



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