月刊バスケットボール6月号

女子日本代表強化試合 3Pシュートが決まりベルギーを突き放す

 バスケットボール女子日本代表国際強化試合2019三井不動産カップ第1戦が、5月31日アダストリアみとアリーナ(茨城県水戸市)で開催された。
対戦相手のベルギーは昨年のワールドカップ4位となった強豪チーム。しかし、その予選では日本が延長で勝利を挙げている。

ベルギー戦に勝利した日本代表は場内を一周し、ファンの声援にこたえた。


バスケットボール女子日本代表国際強化試合2019三井不動産カップ第1戦が、5月31日アダストリアみとアリーナ(茨城県水戸市)で開催された。

  対戦相手のベルギーは昨年のワールドカップで4位となった強豪チーム。しかし、その予選では日本が延長で勝利を挙げている。

 

 出だしから両チーム点の取り合いの展開。中でも途中出場の#27林が3連続3Pシュートを決めるなどシュートが好調な日本は1Qだけで7本の3Pを沈め、33得点のハイペース。一方のベルギーもインサイド、アウトサイドとバランスの良い攻撃で25得点と付いてくる。

 

2Qに入っても日本のシュートは良く入り、リードを広げにかかる。要所で速攻も決まり前半を終えて56-38と主導権を握った。

 

後半に入るとややペースは落ちたものの、ディフェンスではよく足が動き、ベルギーのオフェンスを封じ、76-50で最終クォーターへ。ベンチメンバーを多用したことで、点が伸び悩み、ベルギーの反撃を受けたものの、この日5本の3Pを含む19得点の林の活躍などもあり91-75で勝利を収めた。

 

トム・ホーバスヘッドコーチも「今日はいい試合でした。試合の序盤でペースを握り、最後まで選手たちがいいパフォーマンスを見せてくれ、日本のバスケットボールを続けることができました」と今季初の代表戦の出来に満足な様子。代表初選出ながら活躍を見せた林は「コートに立った時は緊張していましたが、これまで練習してきたことを出そうとプレーしました。ベルギーが日本の速さについてこられないのがわかったので、思い切りシュートを打ちました」と振り返った。

  第2戦は同会場で6月2日に開催される。

 

(月刊バスケットボール)



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