月刊バスケットボール5月号

悔しさを糧に 常に高みを目指し続けた アンソニー・デイビス

左右の眉がつながっているという特徴的な風貌を持つアンソニー・デイビスは、ケンタッキー大で全米優勝を成し遂げ、その年のドラフト1位でNBA入り。今や、オールラウンドなプレイでNBAを代表するビッグマンの1人になったが、幼少期から将来有望だったわけではない。

シカゴの治安の悪いエリアで生まれ育ったデイビスには、十分な練習場所がなく、教会で自らの技を磨いていたという。また高校1年時の身長は180cmとそれほど高くなく、かつ強豪校でもなかったためガードとしてのデイビスが脚光を浴びることはなかった。

だが、その後身長が伸び、高校3年のときには200cmに。高さと機動力を兼ね備えた選手になり、それまで“細くて小さな普通の選手”しか受けていなかったが、ケンタッキー大とNBAで目覚ましい活躍をするまで成長を遂げたのだ。

この映像を見れば、幼少期の環境、高校時代の評価、NBAに入ってからも「細すぎる」と言われた多くの逆境をバネに、高みを目指し続けたデイビスの信念の強さを垣間見ることができる。その事実を知れば、2K16でゲームすることがより楽しくなるはずだ。

NBA2K16 公式サイト http://nba2k.jp/



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