【記者の目】ウインターカップ12/29〜優勝を引き寄せた“東北の粘り”〜
しかし、国体の負けから学んでいた明成の選手たちは、慌てずに我慢した。冷静に、かつ思い切りの良いプレイで勢いに乗り、3Q終盤から一気にたたみかける。4Q最初の5分間を無失点に抑えると、オフェンスでは#8八村、#6納見がチームを引っ張り、逆転で勝利をつかんだのだ。 そうした、どんな苦境にも挫けず跳ね返す底力。その裏にあるのは「東北の粘り強さ」だと、明成・佐藤コーチは言う。「震災で大変な被害に遭われた方たちが、辛抱して今の復興に司っている。そうした東北の地の環境が、我々にも影響を与えたのではないかと思います。また、初出場の東北高校の粘り強さや、同じ東北地方の能代工業の戦い方を見て、やっぱり粘らなければいけないな、という原点に返ることができました」と佐藤コーチ。 また、そんな言葉を受けて八村も、「昨日の能代工業の試合(準決勝)で、頑張っている彼らを見て、僕は本当に勇気をもらって、同じ東北勢として頑張ろうと決勝に臨みました。東北の力が決勝で出せたんじゃないかなと思います」と同調する。








