月刊バスケットボール5月号

経営危機を乗り越えた福岡にB2ライセンス交付

 4月30日、Bリーグはライジングゼファー福岡に対し、B2リーグのクラブライセンスを交付することを臨時理事会で決定した。今季 B1リーグに所属していた福岡は、経営危機に陥っていたことからB1ライセンスの交付が見送られ、B2への降格が決定していた。そのB2リーグへの参戦についても、4月29日までの資金確保という条件が付けられていたが、経営難に陥ったクラブに対し、地元福岡の企業から支援の声があがった。ライジングゼファー福岡の発表によれば、ペットフード商社アカナファミリージャパン、健康食品通心販売会社やずや、そして個人投資家を新たな株主に迎えることで資金繰りにめどを付けた。今後は新体制によってクラブが運営されていくことになるが「詳細はこれから。リーグも引き続きサポートしていく」と大河正明Bリーグチェアマン。

 なお、福岡のB2参戦によりB2・B3入れ替え戦のカードが決定。2019年5月12日(日)に八王子ビートレインズ(B2最下位クラブ)vs越谷アルファーズ(B3総合2位クラブ)が横浜アリーナ(神奈川県)で対戦する。また、これに先立ち、B3総合1位となった東京エクセレンスのB2昇格が決定している。

(月刊バスケットボール)



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