月刊バスケットボール5月号

【第50回全国ミニバス】Pick Up Player④/大仁田和奏(竹松女子クラブ#6)

 “第50回全国ミニバスケットボール大会”が3月28~30日まで、高崎アリーナ(群馬)で開催中! 月バス.COMでは、気になった選手やチームを毎日紹介していく。

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★Pick Up Player④/大仁田和奏(竹松女子クラブ#6/164㎝)

 2試合目を戦った竹松は、終盤の猛攻をかわして31-28の3点差で接戦を制した。追い上げられる中、冷静なプレーでチームを勝利に導いたのは、#6大仁田だ。

 アイソレーションからの1対1では緩急のあるクロスオーバーでディフェンスを抜き去り、インサイドではポストプレーを繰り出し、相手チームを翻弄。ディフェンスと状況を把握した動きは、なかなか止めることができなかったはず。

「チームの絶対的エース。いなければチームは勝てない」と、北野コーチが太鼓判を押すように、僅差の試合で大仁田が力を見せ付けた。

 大仁田は「最後はバテてしまってスピードが落ちてしまいましたが、時間をうまく使いながらプレーできました」と、終盤の攻防を語る。また、「片方のサイドで1対1してディフェンスが自分に集まってくれば、空いている選手にパスを出すようにしています」と、言うように、最後はチームで作り上げたスタイルで押し切ったのである。

「明日は最後の試合なので、全部を出し切って、楽しみたいと思います」(大仁田)。

 全国大会の3試合目は、完全燃焼を目指してプレーする。

(月刊バスケットボール)



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