【最新・月刊バスケットボール5月号】指導者インタビューは…

トップリーグで新人賞を獲得するなどの活躍をし、現役引退後は三菱電機をヘッドコーチ就任1年目でリーグ優勝に導いた藤田将弘氏。
現在は日体大で監督として指導に当たる藤田監督のフィロソフィーとは――。<続きを読む>
トップリーグで新人賞を獲得するなどの活躍をし、現役引退後は三菱電機をヘッドコーチ就任1年目でリーグ優勝に導いた藤田将弘氏。
現在は日体大で監督として指導に当たる藤田監督のフィロソフィーとは――。
“必要としてくれている人に尽くす”
大学界の未来の創造者
※一部抜粋
バスケットボールの仕組みを言葉と図で学び、衝撃を受ける
――日体大を卒業し、大和証券へ入社しました。
「当時の大和証券は2部リーグで、入社1年目でリーグ優勝を果たし、新人賞を獲得しました。2年目のときに、1部リーグの熊谷組が休部となり、大和証券へ移籍してきた3人の選手とヘッドコーチの倉石平さん(現早稲田大スポーツ科学学術院教授)との出会いがありました。移籍してきた廣瀬昌也さん(現青山学院大ヘッドコーチ)は、プレーでうまくいかないときは、『藤田、一緒に練習するぞ』と、いつも付き合ってくれました。今、その廣瀬さんと同じ大学バスケットボール界にいられることがうれしいです」
――倉石氏から学んだことは?
「熊谷組は1部リーグで2度もチャンピオンになっていますので、チャンピオンチームの練習はどんな練習なんだろうと、興味がありました。
そして、ここで初めてバスケットボールの戦術以外のことも学びました。『バスケットボールとは何か』ということを深く学べたと思います。なんであのときはこういうメニューだったのかを見返せるように、毎日倉石さんにメニュー表をもらいに行っていました。現在も大事にファイリングしてあります。『また来たのかよ』って言われていましたね(笑)。そして、どのようにしてチームを作っていくのだろうとか、どうしてこういう練習をするのだろうと、倉石さんとの出会いでコーチングに興味が湧きました。ここでまたさらにバスケットボールが好きになりましたね」<続きを読む>
――昨年は、関東大学リーグで見事1部に昇格しました。1部と2部の差は何だと思いますか?
「差はあまりないと思います。あるとすれば、自分の人生を懸けている選手は1部に多いかと。バスケットボールの“好きレベル”が比例しているのだと感じています」
※全編は月刊バスケットボール5月号に掲載!
(月刊バスケットボール)