月刊バスケットボール5月号

Wリーグ

2019.03.03

【Wリーグファイナル】JX-ENEOSが前人未到の11連覇達成!

 3月3日、大田区総合体育館(東京都)で開催されたWリーグプレーオフファイナル、JX-ENEOS対三菱電機の第2戦(ファイナルは3戦シリーズ2先勝で勝ち上がり)。

 3月3日、大田区総合体育館(東京都)で開催されたWリーグプレーオフファイナル、JX-ENEOS対三菱電機の第2戦(ファイナルは3戦シリーズ2先勝で勝ち上がり)。

 JX-ENEOSはアウトサイド、インサイドと出だしから良いバランスで流れを作る。#11岡本、#52宮澤の3Pシュート、ドライブ、#10渡嘉敷のゴール下とペースを掴んでいく。三菱電機はJX-ENEOSの高さに苦しみながらも#45渡邉、#4根本がなんとか得点につなげると1Q最後は#24王がゴール下で粘り13-19とJX-ENEOSに6点差に詰める。2Q、宮澤の3Pシュートを決めれば、渡邉がすぐに取り返す。しかし、三菱電機のゾーンディフェンスをJX-ENEOSの #1藤岡、岡本がドライブで切り込み攻略していくと、#33梅沢、渡嘉敷のハイロー、宮澤の3Pシュートで31-19と点差が広がる。残り2分、根本の3Pシュート、渡邉の連続ジャンプシュートで追い上げを図るも、JX-ENEOSは吉田、渡嘉敷のホットラインで得点し、43-27と主導権を渡さず前半終了。

 3Q、三菱電機は渡邉を起点に攻める一方、JX-ENEOSは岡本の得点が止まらない。しかし、ここから三菱電機は怒涛の反撃。3Q残り5分を切ったところで根本が3Pシュートを決めて、JX-ENEOSがタイムアウトを取るも、勢いは止まらず、根本、川井が3Pシュート、渡邉と王の合わせで58-52と一気に6点差まで詰めよる。残り30秒、渡嘉敷のフリースローで8点差にするも、川井の1対1ですぐに取り返し60-54で最終Qへ。出だし、渡邉がドライブ、ジャンプシュートにと多彩に攻め立てるが、JX-ENEOSも岡本、渡嘉敷が確実に点を決めリードを守る。点差が2ケタに広がると渡邉、根本が意地の3Pシュートで76-68と点差を1ケタに戻す。しかし、吉田のジャンプシュートで流れを渡さず82-76とJX-ENEOSが史上初の11連覇を成し遂げた。

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