月刊バスケットボール5月号

日本の3Pがさく裂しカタールに大勝。ワールドカップ出場へ

 2月24日、FIBAワールドカップ2019アジア地区2次予選vs.カタール戦が開催された。敵地に乗り込んだ日本代表にとって、勝てばワールドカップ出場が決まる運命の予選最終戦となった。 立ち上がり、やや硬さが見える日本を引っ張ったのはファジーカス。日本の最初の7点をあげチームを落ち着かせると、田中が続き、速攻も出て日本のペースとなってくる。しかし、シュートが嫌われ得点が伸びないなか、リバウンド、ブロックとディフェンスで竹内(譲)が存在感を発揮すると、1Q最後には3Pシュートも決め15-8とリード。
2Qに入ると馬場がアウトサイドからジャンパーを決めると、辻、富樫が3Pシュートを立て続けに決め一気に流れに乗ると、辻、富樫が2本ずつ、比江島も3Pシュートを決める。45-25とそのままリードを保って後半へ。
3Qも日本は張本、比江島と3Pシュートから流れを作る。その後もディフェンスから速い攻撃で相手を崩し、点差をジリジリ離していく。ショットクロック間際に篠山が体勢を崩しながらもミラクル3Pが決まると62-30と30点差を超えた。64-34で迎えた4Qもディフェンスから、しっかりとしたオフェンスを展開。初の代表入りとなったベンドラメも出場、3Pを決めるなど96-48で日本が大勝。4連敗からの奇跡の8連勝を遂げ、自力でのワールドカップ出場権を獲得した。



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