月刊バスケットボール6月号

技術&戦術

2019.02.17

月バスSet Play of the Week(68)バックス

今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。   現在、イースタンカンファレンスで首位を走るミルウォーキー・バックス。エースのヤニス・アデドクンボを筆頭に、新加入したニコラ・ミロティッチなど、サイズがあって3Pシュートを放つことができるプレーヤーが多いのが特徴だ。今回は、その中から相手の意表を突いたセットプレーを解説しよう。
現在、イースタンカンファレンスで首位を走るミルウォーキー・バックス。エースのヤニス・アデドクンボを筆頭に、新加入したニコラ・ミロティッチなど、サイズがあって3Pシュートを放つことができるプレーヤーが多いのが特徴だ。今回は、その中から相手の意表を突いたセットプレーを解説しよう。   【ラインナップ】 ①(PG)マルコム・ブログドン ②(SG)エリック・ブレッドソー ③(SF)クリス・ミドルトン ④(PF)アーサン・イリヤソバ ⑤(C)ブルック・ロペス  

[A-1] ③と⑤が左右コーナー、②が左ウイング、①がボールキャリー、④がトレーラーで走ってくるところから始まる。④は右コーナーへそのままカットし、⑤はボールサイドのハイポストにフラッシュし、①からのパスをレシーブ。  

[A-2] ①は⑤とハンドオフの要領でカットするが、ボールレシーブせずにダウンスクリーンをセット。④はそのスクリーンを使わず、バックドアカットのようにゴール下へ。①はすぐに折り返して、⑤からハンドオフパスをレシーブする。

[A-3] ①はそのままミドルドライブすると見せかけ、⑤がパスしたらすぐにダウンスクリーン。④はコーナーへカットして、①からのパスをレシーブして3Pシュートを放つ。 ちなみに、①がミドルドライブして⑤がダイブした場合も同様に、④のディフェンスがヘルプすれば、コーナーがワイドオープンになる。  

  ※『月刊バスケットボール3月号』では、レブロン・ジェームズ率いるロサンゼルス・レイカーズのさまざまなセットプレーを紹介!   (月刊バスケットボール)

PICK UP