月刊バスケットボール5月号

<皇后杯>一度つかんだ主導権を譲らずJX-ENEOSが6連覇達成【ハイライト動画あり】

   1月13日、さいたまスーパーアリーナにて開催された2019年皇后杯決勝はJX-ENEOSサンフラワーズとトヨタ自動車アンテロープスの顔合わせとなった。 

   1月13日、さいたまスーパーアリーナにて開催された2019年皇后杯決勝はJX-ENEOSサンフラワーズとトヨタ自動車アンテロープスの顔合わせとなった。    序盤は#2長岡、#0馬瓜らを擁すトヨタ自動車が、層の厚いインサイド陣を軸に優勢に試合を進める。流れを変えたいJX-ENEOSはベテラン司令塔の#12吉田をコートに入れ、徐々にペースを握り始めるものの、#33梅沢、#52宮澤が1Qで2ファウルと不安も残った。しかし、2Qが始まると一気にJX-ENEOSのエンジンがかかる。宮澤がオフェンスにディフェンスに躍動すると、アウトサイドからのオフェンスが目立っていたエース#10渡嘉敷もインサイドで力強くねじ込み、一気に得点差を広げていく。JX-ENEOSのバスケットボール、ディフェンスからのブレイクが展開され始め48-33とリードした。    後半、スタートには吉田、さらに3ファウルを犯していた宮澤を起用し、勝負を決めにかかったJX-ENEOS。前日の準決勝では、富士通レッドウェーブを相手に、点差を開いては詰められるという展開だったが、決勝では絶対に詰めさせないという気迫が感じられた。一方のトヨタ自動車も、反撃を試みるが3Pシュートがことごとくゴールに嫌われてしまう。結局、一度つかんだ主導権を握り続けたJX-ENEOSが86-65で圧勝。6年連続となる皇后杯を手中に収めた。     <大会MVP> 宮澤夕貴(JX-ENEOS)   <大会ベスト5> 渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)宮澤夕貴(JX-ENEOS)馬瓜エブリン(トヨタ自動車)長岡萌映子(トヨタ自動車)町田瑠唯(富士通)     【決勝戦ハイライト】 https://www.youtube.com/watch?v=lcWdz-0KmG8     (月刊バスケットボール)


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