月バスSet Play of the Week(62)ウォリアーズ
ゴールデンステイト・ウォリアーズ対ポートランド・トレイルブレイザーズ戦の試合終了間際(残り0.2秒、102-102で同点)で、前回に続いてNBAで珍しいプレーを解説しよう。 【ラインナップ】 ①(PG)ステフィン・カリー ②(SG)クレイ・トンプソン ③(SF)ケビン・デュラント ④(PF)アンドレ・イグドーラ ⑤(C)ドレイモンド・グリーン
[A-1] ①がインバウンダー、②・④・⑤がフリースローレーン沿いに縦に並び、右コーナーに③が立ってプレーが始まる。 ④のダウンスクリーンを使って②がトップ方向へ、同時に③が右から左のコーナーへカットする。どちらも得点力のあるプレーヤーだけに、ディフェンスは激しくマッチアップしている。
[A-2] ④は一度、リング方向に動きながらすぐに回転し、ボールへ。そのまま⑤をスクリーンとして使って大きくカール。①は④へアリウープパスを出した。だが、カリー(①)のパスはコントロールが良過ぎて、ボールはリングに入ってしまったのだ! 当然、バイオレーションで得点は認められなかった。 ④の指先が少しでも触れていればカウントなるためレビュー(ビデオ判定)が行われたが、明らかに触れていないことが判明した。
※『月刊バスケットボール2月号』では、渡邊雄太が活躍するメンフィス・グリズリーズからさまざまなチームのプレーを紹介! (月刊バスケットボール)