月刊バスケットボール5月号

【ウインターカップ2018】インタビュー:北村孝太(東海大付諏訪④・3年)/「4Qに決めた3Pシュートは意地でした」

4Qに意地を見せた④北村(東海大付諏訪)      ウインターカップ第5日(12月27日)、男子準々決勝ではインターハイで4強に食い込んだ東海大付諏訪(長野)が福岡第一(福岡)と対戦した。    この試合でも3Pシュートは7本中1本、2Pも8本中1本と苦しんだ東海大付諏訪④北村。福岡第一のキーマン、⑧河村をフェイスガードして挑んだ戦いだったが、63-86で敗戦となった…。
 

4Qに意地を見せた④北村(東海大付諏訪)      ウインターカップ第5日(12月27日)、男子準々決勝ではインターハイで4強に食い込んだ東海大付諏訪(長野)が福岡第一(福岡)と対戦した。    この試合でも3Pシュートは7本中1本、2Pも8本中1本と苦しんだ東海大付諏訪④北村。福岡第一のキーマン、⑧河村をフェイスガードして挑んだ戦いだったが、63-86で敗戦となった…。     ――準々決勝の福岡第一戦を振り返って、いかがでしたか? 「福岡第一はトランジションの速さで流れを作るチームなので、そこをいかにやらせないかというテーマで試合に入りました。対応している部分はありましたが、できない部分をきっかけに攻め込まれました。また、自分たちのシュートが入らず、さらに点差を広げられた感じです」   ――この試合における北村選手の役割は、何でしたか? 「キーマンの河村選手をしつこく40分間フェイスガードし、ボールを持たせず、オフェンスに参加させないようにしていました。 オフェンスではスピードを生かしたドライブや速攻、ガードの合わせなどを意識していましたが、あまりうまくいきませんでした」   ――夏と冬、北村選手自身でどのような違いを感じましたか? 「夏は自分の中では気持ちよくプレーでき、得点にも絡んで活躍できました。でも、今回はシュートが入らず、仲間に迷惑をかけたと思います。 どうしても福岡第一に追い付きたかったので、4Qで3Pシュートを意地で決めました」   ――キャプテンとして、チームメイトに対して試合中にどのような声をかけていましたか? 「どんなに点差が開いても、自分たちの持ち味である“粘り”で勝負したいと思っていましたので、『絶対にあきらめるな!』『ディフェンスからしっかりやってファストブレイクを出そう!』という前向きな声をかけていました」   ――北村選手としては、不完全燃焼で終わってしまった感じはありますか? 「自分の中では不完全燃焼で終わってしまいました。それだけに、後輩に託したいです」     【“ウインターカップ2018全試合100試合配信”バスケットLIVE】 https://ckantan.jp/dm/mob/dm_comfirm.jsp?cmcd=4100065417     (月刊バスケットボール)

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