月刊バスケットボール6月号

コーチもプレーヤーも“考える”をテーマに行われた“レアル・マドリード ファンデーション クリニック2018”

7月21日から始まった“レアル・マドリード ファンデーション ジャパン バスケットボールクリニック2018”が、29日で終了した。
7月21日から始まった“レアル・マドリード ファンデーション ジャパン バスケットボールクリニック2018”が、29日で終了した。   ユーロリーグで優勝したレアル・マドリードの熟成させたコーチングフィロソフィーを今年も日本で伝授。昨年よりも1か所増え、神奈川県横浜市と愛知県名古屋市で開催された今年のクリニックも指導者と選手(U15&U17)に分けて行われた。   指導者講習では、練習メニューの組み立て方やシーズンの計画の立て方など、どのセッションにおいても、いかに“考える”ことが大切なのかを学んでいた。   また、「間違いを恐れてヒントを直ぐに教えてもらいたくなるが、それではいつまでたっても、“どこにもない自分で考えた新しい練習メニュー”は生まれない」と、ルイスコーチ。選手に「挑戦しよう!」と言う前に、指導者が恐れず挑戦しなくてはならないことを来日したコーチは強調して話していた。   そして、考えた結果、出した答えが正解なのか不正解なのかも、指導者は自分で考えなければならないのである。
U15&17コースは、実際にプレーヤーに対して教えるクリニック。終了してもコーチから離れていかないプレーヤーたちが印象に残った。練習が楽しく、さらに教えてほしいという気持ちが伝わってくる。   プレーヤーも指導者と同様、“考える”ことがテーマ。それができるようになると、さらにバスケットボールを楽しめることにプレーヤーたちは気付いたようである。  

  *参考動画
  協力:レアル・マドリード ファンデーション ジャパン バスケットボールクリニック事務局   ※詳しくはウェブへ。 https://www.frmclinicsbasketjapan.com/   (月刊バスケットボール)

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