月刊バスケットボール5月号

毎年恒例の“福岡大附大濠vs.洛南”の一戦は接戦に。その衝撃の結末は…。

6月9日、久留米信愛高(福岡)で、久留米市中体連技術講習会が開催され、その中で恒例の“福岡大附大濠vs.洛南”の一戦が行われた。
6月9日、久留米信愛高(福岡)で、久留米市中体連技術講習会が開催され、その中で恒例の“福岡大附大濠vs.洛南”の一戦が行われた。   スタートは両チーム共変わらないベストメンバーで始まる。大濠は動きが重く、先制は洛南のミドルシュートだった。大濠は横地に代えて2年の西田を投入すると、3Pシュートが決まって7-3。そこから3連続3Pで一気に逆転。  

大濠ベンチ   その後、大濠は中田や浅井も交代し、主力不在(U18アジア選手権)のインターハイを想定してのメンバーで戦った。一方の洛南は相変わらず好ディフェンスを見せ、2Qに流れは洛南へ。前半は36-30で洛南がリードした。  

洛南ベンチ  
後半は両チームがさまざまな選手を起用して試しながらの展開となったが、試合は一進一退の攻防になる。4Q残り9秒で洛南のドライブに対して大濠がファウルでフリースローに。洛南は2本決めて72-71で逆転に成功!   大濠最後のオフェンスで洛南はフルコートプレスを仕掛けたが、大濠は土家がボールを一気に運んでシュートを放つ。そのシュートは外れて万事休すかと思われたが、大濠1年の間山がリバウンドシュートをブザーと同時に押し込んでタイムアップ。ブザービーターで大濠が73-72で逆転勝利を飾った。   試合全体として、洛南は近畿ブロック大会、大濠はインターハイを見据えての戦いでロースコアだったが、逆転に次ぐ逆転の展開に会場は大いに盛り上がった。   また、この試合以外にも福岡県3位の祐誠vs.洛南も非公開で行われている。  

試合後に健闘を讃え合う両チーム   協力=久留米市バスケットボール協会 (月刊バスケットボール)

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