月刊バスケットボール5月号

NBA

2018.06.12

ウォリアーズは4連覇狙い? 2018-19シーズン、19-20シーズンもチャンピオンになりたい理由がある!

“NBAファイナル2018”はゴールデンステイト・ウォリアーズがクリーブランド・キャバリアーズをスウィープ(4勝0敗)してチャンピオンになった。
“NBAファイナル2018”はゴールデンステイト・ウォリアーズがクリーブランド・キャバリアーズをスウィープ(4勝0敗)してチャンピオンになった。   ウォリアーズは主力やベテランの活躍で連覇を果たしたが、若手の成長を忘れてはならない。ケボン・ルーニー(2年目)やジョーダン・ベル(ルーキー)などだ。パトリック・マコー(2年目)は故障で思うような働きができなかったが、ステフィン・カリー欠場の穴を埋めたクイン・クック(2年目)も株を上げ、2ウェイではなく2年契約にこぎつけた(プレーオフは2ウェイでは出場できない)。   特に、ルーニーやベルはファイナルでも奮闘し、チームに大きく貢献した。ウォリアーズは若手の育成に力を注いだことは間違いないだろう。それには以下のような理由が推測される。   ウォリアーズのホームコートである“オラクル・アリーナ”は1966年に建てられた。“オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム・アリーナ”“アリーナ・イン・オークランド”“オークランド・アリーナ”と何度も名称を変更し、06年にオラクルが命名権を取得し、現在に至っている。   そして、2019-20シーズンからは、サンフランシスコに建設中の新ホームアリーナ“チェイス・センター”を使用する予定なのだ。
「ウォリアーズは次の18-19シーズン、最後のオラクル・アリーナで優勝、そして19-20シーズンは新設されたチェイス・センターで優勝したいと思っているはずです。かなり深読みですが、それに向けてスティーブ・カーヘッドコーチは若手を積極的に起用し、育てていた可能性があります」(NBA解説者・倉石平氏)。   このような深読みは非常に面白く、あながち的外れではないだろう。そうなると、現在2連覇のウォリアーズはあと2つ、つまり最低でも4連覇しなければならない。“ウォリアーズ王朝”はしばらく続くのか?   (月刊バスケットボール)

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