月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2018.06.10

月バスSet Play of the Week(31)ウォリアーズ

今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。   6月3日(日本時間4日)に行われたクリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ(@オラクル・アリーナ)で行われたNBAファイナル第2戦から、ウォリアーズのオープニングプレーを解説しよう。
6月3日(日本時間4日)に行われたクリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ(@オラクル・アリーナ)で行われたNBAファイナル第2戦から、ウォリアーズのオープニングプレーを解説しよう。   【ラインナップ】 ①ステフィン・カリー(PG) ②クレイ・トンプソン(SG) ③ケビン・デュラント(SF) ④ドレイモンド・グリーン(PF) ⑤ジャベール・マギー(C)  

[A-1] ジャンプボールで攻撃権を手に入れたウォリアーズは、最初のプレーが間違いなく決まっていた。①がボールキャリーし、③と②が両コーナー、⑤が右ウイング、④がようやくハーフコートに入ってきた状況。 ⑤が①にハイピックを仕掛けるのだが、X1とX5はスイッチしたものの中途半端なプレッシャーになった。X1が⑤のダイブを見失いそうになる一瞬を①は見逃さずアシストパス。ウォリアーズが先制点を挙げた。   ウォリアーズはキャブズのディフェンスがスイッチすることを予測し、⑤はセットスクリーンせず、弧を描くようにゴール方向へカット。右サイドでは④が②へダウンスクリーンに行く準備をしていたのだが、それを使う間もなく得点している。  

  月刊バスケットボール7月号(5月25日発売)の“NBAセットプレー図鑑”では、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのプレーを紹介。自分たちのチームにマッチしそうなセットを見付けて、すぐに練習してみよう!   (月刊バスケットボール)

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