月刊バスケットボール5月号

大学

2015.11.25

インカレ#3

本日の試合で終了し、女子のベスト8チームが決定。 優勝候補の早稲田大、白鷗大、その対抗馬と目されている大阪人間科学大も駒を進めた。 一方第3シードの東京医療保健大は専修大を辛くも退け勝利した。エースの#3平松が本調子ではない中、なかなか得点が伸びず、専修大は東京医療保健大のディフェンスの前に苦しみながらも#28宮崎、#57川上を中心に加点。だが終盤は、東京医療保健大#4エン、#74水野が勝負強く得点し接戦を制した。 その他、東海大九州が初のベスト8入り、昨年ベスト8を逃していた愛知学泉大も準々決勝に進んだ。 男子は、東海大と拓殖大がベスト8へ。 中京大が天理大を、東海大九州が白鷗大を接戦で下し、こちらはベスト16に入った。

◯筑波大75−55鹿屋体大● 攻撃力の高さを発揮した筑波大。得点のみならずアシストやディフェンスでも貢献した#14松本。

●順天堂大66−72拓殖大◯ リーグ戦で全敗したものの、入れ替え戦で勝利し残留した順天堂大。この日も序盤から外角シュートが決まっていたが、イージーシュートを決めきれず。だが#13米谷を中心に最後まで諦めない姿勢は、来年につながる貴重な財産だ。  

◯東海大九州69−66環太平洋大● 環太平洋大のオールコートプレスに対し、インサイドで対抗した東海大九州。#10井上は16得点を挙げた。

東海大九州の元部長・監督は男女で指揮を執っている。今日はほぼ同時刻別会場で行われ、女子のベンチに。女子の勝利を見届けた後、男子の試合が行われている代々木第二に向かった。明日の試合も男女ほぼ同時刻での試合だが、どちらのベンチに入るのか。

●新潟医療福祉大50−67愛知学泉大◯ #7内堀の活躍で愛知学泉大が2年ぶりにベスト8へ。だが新潟医療福祉大も最後まで粘り、#72加藤が19得点を挙げた。

●関東学園大69−80大阪人間科学大◯ 関西の強豪・大阪人間科学大に挑んだ関東学園大。ベスト8入りは逃したが、エース#13城田など来年も期待が持てるチームだ。

●専修大46−49東京医療保健大◯ 序盤からロースコアとなった関東同士の一戦。専修大が主導権を握っていたが、中盤でシュートを決めきれず東京医療保健大に逆転を許した。膝のケガから復帰した#35村山もゴール下で奮闘したが及ばなかった。

◯早稲田大93−63関西学院大● 厚い選手層を武器に関西学院大に大勝した早稲田大。今年の3月に膝を負傷したキャプテン#15本橋が今大会から本格復帰。盤石な布陣で連覇を目指す。

●日本大47−86白鷗大◯ 白鷗大に挑んだ日本大は元気いっぱいのプレイを見せた。最後は#4黒澤をはじめ4年生がコートイン。涙あり笑いありの日本大らしいチームカラーを体現した。 ◆本日の試合結果、明日の予定はこちらから (月刊バスケットボール編集部)

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