月刊バスケットボール5月号

【短期連載】市船橋高USネブラスカ州文武両道合宿記⑤ ~心を籠めて~

市船橋高(男子)バスケットボール部が3月15~24日まで、アメリカ・ネブラスカ州へ“アメリカ文武両道短期合宿”に参加した。その模様を全8回にわたって、近藤義行氏(元市船橋高監督/現千葉県少年男子監督)が『心を籠めて』お送りする。
市船橋高(男子)バスケットボール部が3月15~24日まで、アメリカ・ネブラスカ州へ“アメリカ文武両道短期合宿”に参加した。その模様を全8回にわたって、近藤義行氏(元市船橋高監督/現千葉県少年男子監督)が『心を籠めて』お送りする。   ★第5日目 (つづき) 午前中はオマハ市の隣にある州都のリンカーン市へバスで1時間くらいかけて行き、崎重工の工場見学をしました。膨大な敷地の中にある大きな工場でした。10人ずつ3グループに分けて案内をしていただきました。  

  工場内はオフロード用バギー(水上バイク含む)、電車、飛行機の部品の3部門に分かれていました。毎日250台のバギーを作っていて、それが全て売れるらしいです。また、電車はニューヨークを走っている地下鉄の電車を作っていました。  

  次に同じリンカーン市にあるネブラスカ州会議事堂を見学しました。歴史あるとても古い建物です。  

  午後からは、hudlというスポーツの情報分析を行う会社を見学しました。その会社にゲームのビデオを送り、細かな内容の分析をしてもらう会社です。7年前にネブラスカ州大オマハ校の学生が立ち上げた会社ですが、今では世界進出をしています。

  もともとこの会社は、アメリカンフットボールの情報分析から始まったそうですが、今ではバスケットボール、サッカー、野球、バレーボールなど、さまざまなスポーツの分析をしているそうです。バスケットボールでは、NBAのゴールデンステイト・ウォリアーズやNCAAのノースカロライナ大、高校では世界中の約40,000校が使っているとのこと。日本の高校全てを合わせても4,000校程度ですから、とんでもない購入数です。日本語版がまだないということなので、日本では馴染みが薄いかもしれません。   夕方には、オマハノースウエスト高にて“チームファクトリー”というクラブチームとゲームを行いました。   トップチームは、市船橋 83-55 ファクトリーで、セカンドチームは市船橋 60-104 ファクトリーという結果でした。本場、アメリカの高校生と交流ができ、最高の経験でした。(つづく)  

  (月刊バスケットボール)   ※バックナンバー 【短期連載】市船橋高USネブラスカ州文武両道合宿記①【短期連載】市船橋高USネブラスカ州文武両道合宿記②【短期連載】市船橋高USネブラスカ州文武両道合宿記③【短期連載】市船橋高USネブラスカ州文武両道合宿記④

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