【短期連載】倉石平の“スペイン”研修ダイアリー③
フエンラブラダ(カンテラ)のゲーム。U-15でサイズはすでに2m台が数人 倉石平氏(早稲田大スポーツ科学学術院教授/元男子日本代表ヘッドコーチ)が3月にスペインへ渡り、レアルマドリードをはじめとするクラブチームや施設、そしてアンダーカテゴリーの様子などを見て周ったレポートを連載する。全5回。 (つづき) ★3日目 早朝から雨。地中海性気候かと思っていたが、バルセロナと違いマドリードは、どうやら大陸性気候らしい。そして昼頃には雪も一時降るという冬の気候だった。 10時過ぎにホテルを出発し、レアルマドリードのカンテラの施設見学をした。世界から有望なバスケットボールとサッカープレーヤーをたくさん集めている施設である。何しろ、昨年のバルサもすごかったが、引けを取らないどころか上回っているのではないかと思われるほどの施設だ。いずれどこかで、施設や内容を述べたいと思う。
フエンラブラダ(カンテラ)U-14とのゲーム風景 中学生は初めて、郊外から中心部へ観光をした。王宮、そしてドン・キホーテ、国の施設などを見学した。夕方には戻り、フエンラブラタU-16(日本の中3と高1)を見たが、あまりにもすごくて驚かされた。ドライブからダンク、リングのはるか高いところからのブロックショットなどという派手な部分、そして激しいコンタクト…相当なレベルだった。その後はホテルに戻り、ACBのゲームを見る。特にレアルのゲームはすごかった。
フエンラブラダ(カンテラ)のスタッフと記念撮影 今日は驚かされることばかりで、収穫はレアルのすごさをまざまざと見せ付けられたことだ。 (つづく) ※バックナンバー 【短期連載】倉石平の“スペイン”研修ダイアリー①【短期連載】倉石平の“スペイン”研修ダイアリー② (月刊バスケットボール)