月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2018.04.02

月バスSet Play of the Week(20)バックス

今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。   3月26日(日本時間27日)に行われたサンアントニオ・スパーズ対ミルウォーキー・バックス(@BMOハリス・ブラッドリー・センター)で、3Qにスパーズがゾーンディフェンスを仕掛けたときのバックスのゾーンオフェンスを解説しよう。〈続きを見る〉 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。   3月26日(日本時間27日)に行われたサンアントニオ・スパーズ対ミルウォーキー・バックス(@BMOハリス・ブラッドリー・センター)で、3Qにスパーズがゾーンディフェンスを仕掛けたときのバックスのゾーンオフェンスを解説しよう。   【ラインナップ】 ①エリック・ブレッドソー(PG) ②ジャバリ・パーカー(SG) ③クリス・ミドルトン(SF) ④ジョン・ヘンソン(PF) ⑤ヤニス・アデドクンボ(C)  

[A-1] スパーズが2‐3系ゾーンを仕掛けたとき、バックスは②・⑤・③・④がボックス状にエントリー(④はショートコーナー)。②はコーナーへポップし、⑤はハイポストへフラッシュ。ディフェンスが対応した隙に、①は④へパス。  

[A-2] ④は右手でパスキャッチして、X5がマッチアップしてきたので、そのまま頭の後ろを通して③へタップパス。一瞬で、④・③とX5という2対1でバックスは得点。ポイントは③の位置で、X4が上がった分、ゾーンの右下に“穴”ができたことだ。  

  月刊バスケットボール5月号の“NBAセットプレー図鑑”では、爆発力のあるオフェンスを誇るオクラホマシティ・サンダーのプレーを紹介。自分たちのチームにマッチしそうなセットを見付けて、すぐに練習してみよう!   (月刊バスケットボール)

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