月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2018.03.25

月バスSet Play of the Week(19)セルティックス

今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。   3月21日(日本時間22日)に行われたオクラホマシティ・サンダー対ボストン・セルティックス(@TDガーデン)で、4Q残り7.7秒、97-99の2点差でセルティックスが使ったサイドラインインバウンズプレーを解説しよう。〈続きを見る〉 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。   3月21日(日本時間22日)に行われたオクラホマシティ・サンダー対ボストン・セルティックス(@TDガーデン)で、4Q残り7.7秒、97-99の2点差の場面でセルティックスが使ったサイドラインインバウンズプレーを解説しよう。   【ラインナップ】 ①シェーン・ラーキン(PG) ②テリー・ロジアー(SG) ③ジェイソン・テイタム(SF) ④マーカス・モリス(PF) ⑤アル・ホーフォード(C)  

[A-1] 左コーナーから①・③・②、トップに⑤とほぼライン状に並ぶところから始まる。まずは①がボールサイドへカット。続いて⑤が②へスクリーンをかけるが、③が後方からもスクリーンをセットし、②はフレアカットしてパスをレシーブする準備(恐らく、これがファーストオプション)。 パスができなかったため、⑤はすぐにポップアウトして④はインバウンズパス。  

[A-2] すぐに③も広がってパスをレシーブし、ミドルドライブを仕掛ける。しかし、サンダーのディフェンスもペイント内を固めているので、③は④へキックアウト。 ディフェンスはX3がチャレンジショットしたものの、④は冷静にポンプフェイク。右へ1ドリブルして3Pシュートを決めた。X5もクローズアウトしたが間に合わず、セルティックスが100-99で勝利した。  

  月刊バスケットボール5月号の“NBAセットプレー図鑑”では、爆発力のあるオフェンスを誇るオクラホマシティ・サンダーのプレーを紹介。自分たちのチームにマッチしそうなセットを見付けて、すぐに練習してみよう!   (月刊バスケットボール)

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