チームのために「自分が犠牲になって、身体を張って」/四日市メリノール学院#15 右田陽菜乃

「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」第4週が9月26日、新潟市東総合スポーツセンター(新潟県新潟市)で開幕しました。初日の第1試合は東海大学付属福岡(福岡県)が四日市メリノール学院(三重県)の再三の追い上げをかわし、63―59で勝利。東海大学付属福岡は無傷の4連勝となりました。
ともに激しいディフェンスを仕掛ける中、よりフリーの状態を生み出してシュートを決めたのは東海大学付属福岡でした。第1クォーター、#10 工藤結心選手(172cm/2年)のレイアップで先制すると、#20 ニエ カディジャ ファール選手(189cm/3年)の連続得点で6-0のランを作ります。
四日市メリノール学院は開始約4分で、#16 小林蘭選手(175cm/2年)がフリースローでチーム初得点を挙げますが、東海大学付属福岡の変則的なディフェンスを崩せず、タフショットが多くなります。一方の東海大学付属福岡は#20 ファール選手の引力を生かしてオープンショットを作り、のびのびとプレー。#8 内田弓愛選手(175cm/3年)の3Pシュート、#10 工藤選手のレイアップなどで突き放し、21-10とリードを得ました。
第2クォーター、四日市メリノール学院は#16 小林選手が力強いドライブやゴール下など多彩なオフェンスで、このクォーターだけで10得点を挙げる活躍。4点差まで迫りますが、再び10点差を付けられます。
後半も、四日市メリノール学院が一桁点差まで持っていけば、東海大学付属福岡が二桁点差まで離す展開が続きます。
四日市メリノール学院は#16 小林選手、#8 刀根綺萌選手(167cm/3年)の奮闘でじわじわと点差を詰め、第4クォーター残り1分27秒で6点差まで追い上げます。しかし、同1分1秒で東海大学付属福岡#10 工藤選手が3Pシュートをヒット。最終盤、四日市メリノール学院は相手のターンオーバーから#8 刀根選手、#4 中嶋とわ選手(166cm/3年)が連続でスコアしますが、最後は4点差で逃げ切られました。

稲垣愛コーチが試合中に「もうちょっとのところだよ」と声を掛けたように、四日市メリノール学院にとっては“あと少し”を詰め切れない試合でした。しかし、インターハイ準優勝校に何度も10点以上を離されては、その度に一桁点差に持ち込めたのは、チームの粘り強さが鍛えられている証左です。稲垣コーチは「エースの刀根がインターハイでケガから復帰して、ゲーム感覚が戻ってきたのが大きいです」と納得顔です。
第2、3クォーターの追い上げの時間帯、#16 小林選手のドライブで連続得点できた要因の一つが、#15 右田陽菜乃選手(175cm/2年)のクリアアウトでした。自分より10cm以上大きい#20 ファール選手たちを必死にシールし、カバーディフェンスに入らせません。背中でがっちりと押さえ、味方がペイントアタックできる道が開けます。

「ドライブに行きやすくするために、相手を動かさないくらいシールすることを心掛けています。メリノールのバスケができるように、自分が犠牲になって、身体を張ってやろうという気持ちでプレーしています」
#15 右田選手は、こう教えてくれました。稲垣コーチも「真面目な選手です。教えたことを忠実にやろうとしますし、クリアアウトやシールを頑張ってくれます」と#15 右田選手を評価します。
#16 小林選手が18得点、#15 右田選手は3得点。一見すると#16 小林選手に目が行きますが、こうした目立たない働きがスコアラーを支えていると言ってもいいでしょう。稲垣コーチの「小林が評価されがちですが、(彼女の得点は)みんなのおかげです」という言葉がぴったり当てはまる#15 小林選手。シールやクリアアウトはスタッツに表れにくいですが、陰ながら仲間を支える献身的なプレーがチームには不可欠です。
「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」
・オフィシャルサイト
https://u18league.japanbasketball.jp/
・チケット情報はこちら
https://u18league.japanbasketball.jp/watching-top/ticket/
・観戦情報ページ
https://u18league.japanbasketball.jp/watching-top/venue/?ScheduleKey=11948&teamID=0&tab=schedule
・「U18日清食品トップリーグ公式YouTube」「バスケットLIVE」、「スポーツナビ」にて全試合配信
[配信・放送]https://u18league.japanbasketball.jp/streaming/
ともに激しいディフェンスを仕掛ける中、よりフリーの状態を生み出してシュートを決めたのは東海大学付属福岡でした。第1クォーター、#10 工藤結心選手(172cm/2年)のレイアップで先制すると、#20 ニエ カディジャ ファール選手(189cm/3年)の連続得点で6-0のランを作ります。
四日市メリノール学院は開始約4分で、#16 小林蘭選手(175cm/2年)がフリースローでチーム初得点を挙げますが、東海大学付属福岡の変則的なディフェンスを崩せず、タフショットが多くなります。一方の東海大学付属福岡は#20 ファール選手の引力を生かしてオープンショットを作り、のびのびとプレー。#8 内田弓愛選手(175cm/3年)の3Pシュート、#10 工藤選手のレイアップなどで突き放し、21-10とリードを得ました。
第2クォーター、四日市メリノール学院は#16 小林選手が力強いドライブやゴール下など多彩なオフェンスで、このクォーターだけで10得点を挙げる活躍。4点差まで迫りますが、再び10点差を付けられます。
後半も、四日市メリノール学院が一桁点差まで持っていけば、東海大学付属福岡が二桁点差まで離す展開が続きます。
四日市メリノール学院は#16 小林選手、#8 刀根綺萌選手(167cm/3年)の奮闘でじわじわと点差を詰め、第4クォーター残り1分27秒で6点差まで追い上げます。しかし、同1分1秒で東海大学付属福岡#10 工藤選手が3Pシュートをヒット。最終盤、四日市メリノール学院は相手のターンオーバーから#8 刀根選手、#4 中嶋とわ選手(166cm/3年)が連続でスコアしますが、最後は4点差で逃げ切られました。

稲垣愛コーチが試合中に「もうちょっとのところだよ」と声を掛けたように、四日市メリノール学院にとっては“あと少し”を詰め切れない試合でした。しかし、インターハイ準優勝校に何度も10点以上を離されては、その度に一桁点差に持ち込めたのは、チームの粘り強さが鍛えられている証左です。稲垣コーチは「エースの刀根がインターハイでケガから復帰して、ゲーム感覚が戻ってきたのが大きいです」と納得顔です。
第2、3クォーターの追い上げの時間帯、#16 小林選手のドライブで連続得点できた要因の一つが、#15 右田陽菜乃選手(175cm/2年)のクリアアウトでした。自分より10cm以上大きい#20 ファール選手たちを必死にシールし、カバーディフェンスに入らせません。背中でがっちりと押さえ、味方がペイントアタックできる道が開けます。

「ドライブに行きやすくするために、相手を動かさないくらいシールすることを心掛けています。メリノールのバスケができるように、自分が犠牲になって、身体を張ってやろうという気持ちでプレーしています」
#15 右田選手は、こう教えてくれました。稲垣コーチも「真面目な選手です。教えたことを忠実にやろうとしますし、クリアアウトやシールを頑張ってくれます」と#15 右田選手を評価します。
#16 小林選手が18得点、#15 右田選手は3得点。一見すると#16 小林選手に目が行きますが、こうした目立たない働きがスコアラーを支えていると言ってもいいでしょう。稲垣コーチの「小林が評価されがちですが、(彼女の得点は)みんなのおかげです」という言葉がぴったり当てはまる#15 小林選手。シールやクリアアウトはスタッツに表れにくいですが、陰ながら仲間を支える献身的なプレーがチームには不可欠です。
「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」
・オフィシャルサイト
https://u18league.japanbasketball.jp/
・チケット情報はこちら
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・観戦情報ページ
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・「U18日清食品トップリーグ公式YouTube」「バスケットLIVE」、「スポーツナビ」にて全試合配信
[配信・放送]https://u18league.japanbasketball.jp/streaming/
文/磯野雄太郎(月刊バスケットボール)、写真/吉田宗彦








