月刊バスケットボール9月号

Bリーグ

2026.09.24

横浜BC U18・江原佳行が語る夢「いつかはお兄ちゃんに勝ちたいし一緒に戦いたい」

1年生ながらスタメンで出場!


「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2026-27」が9月19日に開幕。まずは駒沢オリンピック公園総合運動場体育館を舞台に3日間、集中開催で12チームが3試合を開催した。同リーグは「インフロニア B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2026」の上位10チーム、各地区の3位に入った5チームによる出場決定戦を勝ち抜いた2チームが出場する正にBリーグU18のエリートチームが集まる大会だ。

出場チームの一つ、横浜ビー・コルセアーズU18はインフロニア B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2026中地区を8戦全勝で勝ち上がってきた。その特徴は、高校バスケでも中々見られない高さで201cmの#17エルマスリ アダムを筆頭に男子U17日本代表にも選ばれた197cmの#13磯田陸斗、エースの#14江原行佐(192cm)などBリーグU18屈指の高さを誇るチームだ。

そのエース江原行佐(イサ)の弟で、今年からチーム入りを果たした187cmの高校1年生・江原佳行(カイ)は開幕3試合全てにスターターとして出場。ハンドラーもこなし、一瞬のスピードを活かしたドライブを披露したほか、リバウンドにもしっかりと絡むプレーを見せた。


横浜BC U18のエース江原行佐(写真左)と弟の佳行



佳行がバスケを始めたのは10歳のころ。兄と一緒に「すんなりとミニバス(相模台WEED)に入ったのがきっかけ」だった。そして中学時代は米軍基地内の学校に通いながら、クラブチーム「Tokyo Samurai」に所属してプレー。GLOBALLERS プロジェクトでアメリカ遠征にも行くなど、当時からそのタレントは特別なものだった。

U15での活動を終えて、選んだ進路が横浜BC U18だった。その理由は、やはり身近な存在であった次男・行佐の影響だ。江原は「ビーコルに入った兄ちゃんの試合をずっと楽しみにして見ていて、一緒に入りたいな、兄弟で一緒にプレーしたいなと思っていました」と振り返った。



結果的にスタメンを勝ち取り、武器と語るドライブでの得点も披露。一方で、白澤卓HC
からは、ディフェンスのステップアップを求められていると語る。「まずはディフェンスを頑張ろう。そのあとスリーポイントやミッドレンジのシュートを頑張ればいいから、最初はとにかくディフェンスだと言われました」。その部分の改善も見られていて、ボールマンに対して激しいプレッシャーもかけている。

将来はNBAやBリーグでプレーしたいと語る佳行の現在の目標であり、超えるべき壁として存在しているのが、一番上の兄である信太朗(滋賀)だ。「憧れの選手は、一番上の兄ちゃんですね。もっと上手くなって、いつかは兄ちゃんよりも上のレベルに行いたいし、一緒に戦いたいです」と笑顔を見せた。

「10歳の頃からずっと伸び続けています」という身長は、まだ成長途中にあるようだ。横浜BC U18でさらなる経験を積み、大きく成長できるか。また楽しみな選手が現れた。





文/広瀬俊夫(月刊バスケットボール)

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