「リスペクトしていますし、一番のライバル」注目のルーキー対決/東山#13吉本拓志

8月30日、アダストリア みと アリーナで行われた「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」で、注目のルーキー対決が実現しました。東山(京都府)の#13 吉本拓志選手(184cm/1年)と、藤枝明誠(静岡県)の#7 平岡泰介選手(190cm/1年)です。世代を代表する2人は小学生の頃から何度も対戦し、中学生年代のナンバーワンを決める大会では2年連続で対決していますが、高校では初めての顔合わせとなりました。この日は吉本選手が18得点、4リバウンド、6アシスト、平岡選手が15得点、12リバウンド、2アシストを記録。試合は藤枝明誠に軍配が上がりましたが、両選手が1年生ながら存在感を示しました。


中学時代、吉本選手はゴッドドア(兵庫県)、平岡選手はRIZINGS徳島(徳島県)でそれぞれプレーしていました。県は異なりますが、海を挟んだ場所にある両クラブは何度も練習試合を重ねてきたそうです。Jr.ウインターカップでは2年連続で対戦し、2年時の対戦ではRIZINGS徳島が勝利しました。そして今年1月、最終学年での対戦ではゴッドドアが雪辱を果たしました。吉本選手はPG、平岡選手はスコアラーとして、それぞれの持ち味を発揮しながらハイレベルなプレーを繰り広げてきました。互いに刺激し合う良きライバルとして、同世代をけん引してきた2人です。
2人のポジションは異なりますが、話を聞くと、試合前の段階ではマッチアップする予定だったそうです。しかし、平岡選手はチームの戦略によって急きょ、東山の別の選手をマークすることに。一方、吉本選手はそのまま平岡選手を守ったため、藤枝明誠のオフェンスでは2人のマッチアップが実現しました。
先制点は東山。吉本選手のアシストから#4 鈴木勇功選手(185cm/3年)が速攻を決めました。直後、平岡選手は吉本選手のディフェンスをかわし、ジャンパーを沈めます。その後は互いに3Pシュートを決め、見ごたえのある攻防が続きました。しかし、藤枝明誠はディフェンスから流れをつかみ、#5 端野恵音選手(186cm/2年)、#6 徳田翔太選手(185cm/3年)のジャンパーなどで得点を重ねます。東山を突き放し、24点をリードして前半を終えました。
平岡選手は前半終了時点で7得点。大きくリードを許した東山でしたが、後半に入ると吉本選手が奮起します。「前半あんなにやられて、後半は自分がやるしかないなと思いました」(吉本選手)。吉本選手のジャンパーや鈴木選手のレイアップ、さらに吉本選手のアシストから#5 中村颯斗選手(179cm/3年)がバスケットカウントを決めるなど、東山は反撃を開始します。13点差まで追い上げ、逆転への期待を感じさせました。

しかし、藤枝明誠のオフェンスは止まりません。#11 福本彩人選手(185cm/2年)や平岡選手、徳田選手らが次々とスコアを重ね、20点前後のリードをキープします。最後まで主導権を渡さず、83-64で藤枝明誠が勝利。開幕から2連勝を飾りました。
試合後、2人にマッチアップした感想を聞きました。吉本選手は、かみしめるように「めっちゃ楽しかったです」と話します。「本当にリスペクトしていますし、一番のライバルだと思っています」。そう語ると、平岡選手も「この舞台でライバルの拓志君と対戦出来てよかったです」と笑みを見せました。
互いに15得点以上を挙げましたが、得点では吉本選手が平岡選手を上回りました。そこで「個人では勝敗がついたのか」と聞くと、吉本選手はこう答えます。「いえ。チームが負けたので、勝たないと。今回は負けたなと思います」。平岡選手も「得点は一緒ぐらいなので、個人として勝ち負けはないですね。チームとして勝てて良かったです」と話します。個人の得点やマッチアップの勝敗ではなく、あくまでチームの勝利を見据える2人。まだ1年生ながら、すでに責任感を持ってチームを背負おうとしています。
では、次回の対戦ではどんな戦いにしたいのでしょうか。そう聞くと、吉本選手は「チームに対しては得点とアシストで貢献したいです。でもそれだけじゃなくてゲームメイクもしながら、(平岡選手を)守りつつ、チームを勝たせられるようなポイントガードになりたいです」と意気込みます。平岡選手は「次、対戦しても自分の軸を変えずに、内容にこだわって勝ちたいです」と話しました。小学生の頃から続いてきたライバル関係。ますます次の対戦が楽しみになってきました。
トーナメントでは対戦することのないチームと戦えることも、リーグ戦の魅力の一つです。2人のように、これからのバスケットボール界を担う選手同士の楽しみなマッチアップは、ほかの対戦カードでも見られるのかもしれません。

「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」
・オフィシャルサイト
https://u18league.japanbasketball.jp/
・チケット情報はこちら
https://u18league.japanbasketball.jp/watching-top/ticket/
・観戦情報ページ
https://u18league.japanbasketball.jp/watching-top/venue/?ScheduleKey=11948&teamID=0&tab=schedule
・「U18日清食品トップリーグ公式YouTube」「バスケットLIVE」、「スポーツナビ」にて全試合配信
[配信・放送]https://u18league.japanbasketball.jp/streaming/


中学時代、吉本選手はゴッドドア(兵庫県)、平岡選手はRIZINGS徳島(徳島県)でそれぞれプレーしていました。県は異なりますが、海を挟んだ場所にある両クラブは何度も練習試合を重ねてきたそうです。Jr.ウインターカップでは2年連続で対戦し、2年時の対戦ではRIZINGS徳島が勝利しました。そして今年1月、最終学年での対戦ではゴッドドアが雪辱を果たしました。吉本選手はPG、平岡選手はスコアラーとして、それぞれの持ち味を発揮しながらハイレベルなプレーを繰り広げてきました。互いに刺激し合う良きライバルとして、同世代をけん引してきた2人です。
2人のポジションは異なりますが、話を聞くと、試合前の段階ではマッチアップする予定だったそうです。しかし、平岡選手はチームの戦略によって急きょ、東山の別の選手をマークすることに。一方、吉本選手はそのまま平岡選手を守ったため、藤枝明誠のオフェンスでは2人のマッチアップが実現しました。
先制点は東山。吉本選手のアシストから#4 鈴木勇功選手(185cm/3年)が速攻を決めました。直後、平岡選手は吉本選手のディフェンスをかわし、ジャンパーを沈めます。その後は互いに3Pシュートを決め、見ごたえのある攻防が続きました。しかし、藤枝明誠はディフェンスから流れをつかみ、#5 端野恵音選手(186cm/2年)、#6 徳田翔太選手(185cm/3年)のジャンパーなどで得点を重ねます。東山を突き放し、24点をリードして前半を終えました。
平岡選手は前半終了時点で7得点。大きくリードを許した東山でしたが、後半に入ると吉本選手が奮起します。「前半あんなにやられて、後半は自分がやるしかないなと思いました」(吉本選手)。吉本選手のジャンパーや鈴木選手のレイアップ、さらに吉本選手のアシストから#5 中村颯斗選手(179cm/3年)がバスケットカウントを決めるなど、東山は反撃を開始します。13点差まで追い上げ、逆転への期待を感じさせました。

しかし、藤枝明誠のオフェンスは止まりません。#11 福本彩人選手(185cm/2年)や平岡選手、徳田選手らが次々とスコアを重ね、20点前後のリードをキープします。最後まで主導権を渡さず、83-64で藤枝明誠が勝利。開幕から2連勝を飾りました。
試合後、2人にマッチアップした感想を聞きました。吉本選手は、かみしめるように「めっちゃ楽しかったです」と話します。「本当にリスペクトしていますし、一番のライバルだと思っています」。そう語ると、平岡選手も「この舞台でライバルの拓志君と対戦出来てよかったです」と笑みを見せました。
互いに15得点以上を挙げましたが、得点では吉本選手が平岡選手を上回りました。そこで「個人では勝敗がついたのか」と聞くと、吉本選手はこう答えます。「いえ。チームが負けたので、勝たないと。今回は負けたなと思います」。平岡選手も「得点は一緒ぐらいなので、個人として勝ち負けはないですね。チームとして勝てて良かったです」と話します。個人の得点やマッチアップの勝敗ではなく、あくまでチームの勝利を見据える2人。まだ1年生ながら、すでに責任感を持ってチームを背負おうとしています。
では、次回の対戦ではどんな戦いにしたいのでしょうか。そう聞くと、吉本選手は「チームに対しては得点とアシストで貢献したいです。でもそれだけじゃなくてゲームメイクもしながら、(平岡選手を)守りつつ、チームを勝たせられるようなポイントガードになりたいです」と意気込みます。平岡選手は「次、対戦しても自分の軸を変えずに、内容にこだわって勝ちたいです」と話しました。小学生の頃から続いてきたライバル関係。ますます次の対戦が楽しみになってきました。
トーナメントでは対戦することのないチームと戦えることも、リーグ戦の魅力の一つです。2人のように、これからのバスケットボール界を担う選手同士の楽しみなマッチアップは、ほかの対戦カードでも見られるのかもしれません。

「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」
・オフィシャルサイト
https://u18league.japanbasketball.jp/
・チケット情報はこちら
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・観戦情報ページ
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・「U18日清食品トップリーグ公式YouTube」「バスケットLIVE」、「スポーツナビ」にて全試合配信
[配信・放送]https://u18league.japanbasketball.jp/streaming/
写真/吉田宗彦、文/磯野雄太郎(月刊バスケットボール)








