【BリーグU18】富山U18、U18川崎が激闘を制しエリートリーグ進出決定!

ELへの切符をつかんだ2チーム
8月28日、29日にひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で開催された「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2026-27 出場決定戦」。各地区3位の5チームが集い、残り2枠の出場権を争ったトーナメントは、富山グラウジーズ U18が2年ぶりのEL出場。3年連続で同出場決定戦に進出していたU18 川崎ブレイブサンダースは、初となるエリートリーグ本戦出場を決めて幕を閉じた。
第1試合では、富山 U18と宇都宮ブレックス U18が激突。序盤から互いに強いボールマンプレッシャーをかけ合うアップテンポな展開となり、リバウンドで優位に立った宇都宮 U18が26-20とリードして1Qを終えた。2Qに入ると、宇都宮 U18が#46八代宙大の3Pシュートなどで点差を広げる。しかし富山 U18は#13甲斐聖梧の3Pシュートや#12森田航大のレイアップで食らいつき、#8今井聡太の活躍で逆転に成功。35-34と富山 U18の1点リードで前半を折り返した。

迎えた3Q、富山 U18は#4武部幸希、#13甲斐、#7澤井星哉による連続3Pシュートで一気に主導権を握り、63-48とリードを拡大。4Q終盤に宇都宮 U18の猛追を受けたものの、落ち着いて逃げ切った富山 U18が80-74で勝利を収めた。
富山 U18はエースの#4武部が29得点、15リバウンド、6アシストとチームをけん引。同じくハンドラーを務める#11野瀬も11リバウンド、4アシストと攻守に貢献した。高﨑裕一朗コーチは「武部、澤井、甲斐の3Pシュートが入った時に流れが良くなりました」とチームの連係を称えた。

富山 U18で興味深いのが、バックコートコンビの#4武部がチームトップの15リバウンド、#11野瀬大渡が11リバウンドを記録したこと。高﨑コーチは「ガード陣のリバウンドは、大きい選手がスタッツに残らないところで相手を抑えてくれたおかげです。ディフェンスからトランジションを出せて、前半リードして折り返せたのが大きかったと思います。本戦でもリバウンドを抑えて戦いたい」と手応えを語った。

U18 川崎が接戦を制し悲願の初進出
続く第2試合では、U18 川崎と長崎ヴェルカ U18が対戦した。1Q、U18 川崎はインサイドで存在感を示す#41ハイレマリヤム ガブリエルゲッツ、#11高橋秀成の加点で先手を取る。長崎 U18もディフェンス強度を上げて応戦。#34畠野玲心が軸となって反撃したものの、25-23とU18 川崎の僅差リードで1Qを終えた。2Q、U18 川崎の2-3ゾーンディフェンスが奏功。トランジションから得点を重ね、#24竹井陽向や#11高橋の3Pシュートでリードを広げる。長崎 U18も終了間際に#0平尾琉生や#77永井銀河が粘り強く加点し、45-40とU18 川崎リードで試合を折り返した。
3Q開始早々、U18 川崎は#41ガブリエルゲッツが足を痛めて一時ベンチに下がるアクシデントに見舞われる。その間に長崎 U18が差を詰めると#34畠野のフローターで逆転。しかし、コートに戻った#41ガブリエルゲッツのバスケットカウントや#24竹井の3Pシュートですぐさまリードを奪い返し、60-54で最終クォーターへ突入した。

追う長崎 U18は#15プラット聖也がこの日4本目となる3Pシュートを沈め、残り6分強で66-66の同点に追いつく。その後は、一進一退の緊迫した展開が続く。そして勝負を決めたのはU18 川崎のエースガード#11高橋だった。残り2分強からプルアップ3Pシュートを射抜くと、ユーロステップからのレイアップで連続得点。さらに好調の#24竹井もレイアップを成功させてリードを拡大。最後まで粘る長崎 U18を80-71で振り切り、U18 川崎が悲願のエリートリーグ初出場をつかみ取った。

U18 川崎は#11高橋が30得点、14リバウンド、7アシストと大車輪の活躍を見せ、#41ガブリエルゲッツも23得点、18リバウンドを記録。さらにベンチから出場した#24竹井は2Pシュート4/4、3Pシュート3/3とノーミスで17得点を挙げ、リバウンド総数でも52-36と圧倒した。
木村太ヘッドコーチは「最後はリバウンド勝負になると伝えていました。狙い通りリバウンドで差をつけることができました」と総括。立て役者となった#11高橋は「川崎ブレイブサンダースの歴史を自分たちで作ろうと試合に入りました。全員で勝ち切ったゲームです」と語り、シュート成功率100%を叩き出した竹井は「信じてパスを出してくれたみんなのおかげです。あとは決めるだけでした」と充実した表情を見せた。

9月19日にエリートリーグ開幕
この結果により、9月19日から駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で開幕する「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2026-27」に出場する全12チームが出そろった。過酷な出場決定戦を勝ち上がった富山 U18とU18 川崎。全国の強豪が集う秋の本戦の舞台で、さらなる飛躍を見せてくれるに違いない。
■インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2026-27 出場決定戦
【開催日程】 2026年8月28日(金)~29日(土)
【会場】 ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)
【出場チーム】「インフロニア B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2026」各地区3位のチーム(合計5チーム)
【大会形式】トーナメント
【出場権獲得】トーナメントを勝ち上がった2チームが「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2026-27」への出場権を獲得する
【配信】https://www.youtube.com/@BLEAGUE
【試合予定】
・8/28(金)
U18 川崎 104-58 奈良 U18
・8/29(土)
富山 U18 80-74 宇都宮 U18×→富山 U18がエリートリーグ進出
U18 川崎 80-71 長崎 U18→U18 川崎がエリートリーグ進出
写真/山岡邦彦(月刊バスケットボール)、文/広瀬俊夫(月刊バスケットボール)








