「世界に通用するプレースタイル」「僕たちの方が絶対に強い」八村や河村がWindow4に向けて意気込み【男子日本代表メディアデー】

取材に応じた(左から)河村、桶谷HC、八村
「みんなの自信になるような存在に」八村が日本代表における役割を強調
8月19日、男子日本代表は味の素ナショナルトレーニングセンターでメディアデーを実施し、15、16日に行われた韓国との2連戦で活躍したNBA組の八村塁、河村勇輝らが練習の一部を公開した。コンディション不良で16日の試合を欠場した西田優大、富永啓生も練習に汗を流した。練習後には選手たちが取材に応じ、今月末に控える「FIBA バスケットボールワールドカップ2027 アジア地区予選 Window4」への意気込みや、対戦相手の印象を語った。

16日の試合を欠場した西田(写真上)や富永(写真下)も練習に参加
韓国との2連戦を振り返った八村は、選手、コーチ陣を含め、日本のバスケが世界レベルに近づいているとし、「世界に通用するようなプレースタイルだと感じた。2試合目は出られなかったが、ハイレベルな戦い方をしていた」と手応えを口にした。
八村や河村の復帰は、プレー面だけでなくチームの雰囲気にも好影響を与えている。ほかの代表選手や桶谷大ヘッドコーチも、2人の技術に加え、積極的なコミュニケーションによってチームの一体感が高まっていると口をそろえる。八村自身も、日本代表における役割について明確なイメージを持っている。
「僕が入ることによって、みんなの自信になるような存在でありたい。経験の部分では僕は誰にも負けない。今こうやって日本代表に戻ってきて、周りの選手たちと一緒に学び合いながらやっているので、やはり頼りになるような存在になりたい」

シュートタッチを確かめた八村
「僕たちの方が絶対に強い」河村、日本の強さに自信
河村もNBAやサマーリーグなど自身の経験をチームに還元しようと積極的にリーダーシップを取っている。「僕も25歳になってチームの中でも真ん中の年齢になってきている。(年齢が)上の選手と下の選手の懸け橋になれるようなコミュニケーションを常に取り続けたいなと思う。もちろんプレーで引っ張っていくことはもちろんだが、チームが円滑に進むようにコミュニケーションを取ることも僕の役割なのかなと思っている」
その河村は、Window4で対戦するサウジアラビアについて、「選手やチームの特徴を入れて練習はしていないので簡単には言えないが、サイズがあって大きいビッグマンがリング下で待ち構えていると聞いている。(ビッグマンを)どう外に引っ張り出すのかというところはチームとして考えてプレーしたい」とビッグマンを警戒した。
カタールについても正確な情報はまだと前置きしながら、「僕たちの方が絶対に強いなと思っている。ケミストリーの部分、僕たちの方が築いてきたものっていうのはあると思っているので、しっかりと2試合勝ちたい」と日本の強さに自信を示した。

河村はコンタクトからスペースを生み出し、シュートを打つ練習を繰り返していた
選手選考、桶谷HCは「最後の最後まで考えたい」
気になるのは、韓国との2連戦で大活躍だったPG陣のポジション争い。桶谷HCは「ガードに関しては3人かなと思っていた中で、4人ともいい活躍をしてくれた」と評価。「どうなるかわからないが、状況によってはそれ(4人)も考えないといけないなと思っているので、最後の最後まで選考を考えたい」と4人を残す可能性にも言及した。韓国との2連戦を欠場の渡邊雄太、Window4は「今のところ出るつもり」
韓国との2連戦をコンディション不良で欠場した渡邊雄太も、現在の状態について言及した。「状況は良くなってきている。1試合でも多くやりたいとは言いつつ、焦る状態でもないのかなとも思っていて。今回は特に、(八村)塁も河村(勇輝)もいて、Bリーグのメンバーもここまでずっと経験してきて、日本の力は上がってきていると思うので。状態がそこまで良くないのに無理して出るってことはおそらくないと思う。でも、確実に良くなってきているので、Window4は今のところ出るつもり」と出場へ意欲を見せた。男子日本代表は日本時間28日にアウェーでサウジアラビア、31日にTOYOTA ARENA TOKYOでカタールと対戦する。韓国戦で得た手応えをWindow4につなげ、ワールドカップ出場に向けてさらに前進できるか。日本代表の戦いに注目が集まる。
文・写真/磯野雄太郎(月刊バスケットボール)








