河村勇輝がクリッパーズとエグジビット10契約で合意! 八村塁との共闘なるか!?

新天地でNBA本契約を目指す
8月10日(現地時間9日)、NBAのLAクリッパーズは公式X(旧Twitter)を通じ、日本代表PGの河村勇輝とエグジビット10契約を締結したと発表した。
エグジビット10契約とは、無保証のトレーニングキャンプ参加用の契約のこと。開幕前に解雇されても同チームのGリーグ傘下に所属して60日間プレーすればボーナス(最大約9万1000ドル)を受け取ることができ、シーズン開幕前にツーウェイ契約に切り替わる可能性も残されている。河村は今後トレーニングキャンプに参加し、ロスター入りやツーウェイ契約を懸けたサバイバルに挑むことになる。
直近に行われた2026年のNBAサマーリーグではインディアナ・ペイサーズの一員として全5試合に出場。平均17.5分のプレータイムで8.2得点、4.8アシスト、1.8リバウンドを記録し、確かな存在感を示していた。
We have signed Yuki Kawamura to an Exhibit 10 contract ✍️ pic.twitter.com/MfAnChCpag
— LA Clippers (@LAClippers) August 10, 2026
シカゴでの苦難を乗り越え、八村塁のクリッパーズへ
昨季、河村はシカゴ・ブルズに在籍した。シーズン序盤は下肢のトラブルに見舞われる苦しい時期を過ごしたが、それを乗り越えてNBAで18試合に出場。平均11.6分、3.4得点、2.6アシストを記録した。また、ツーウェイ契約下でプレーしたGリーグのウィンディシティ・ブルズでは11試合に出場し、平均33.5分プレー。18.7得点、11.0アシスト、5.0リバウンドというアベレージを残していた。
クリッパーズには今オフ、ロサンゼルス・レイカーズからフリーエージェントとなっていた八村塁が2年2800万ドルの契約で加入したことが伝えられている。もし日本を代表する2人が同じユニフォームを着てNBAのコートに立つとなれば、日本のバスケファンにとってこれ以上ない胸躍る展開と言える。
この新天地での挑戦において、河村にはポジティブな歴史的背景もある。2000年から2002年に在籍したアール・ボイキンスはNBA歴代2番目の低身長(165cm)でありながら、持ち前のスピードを武器にポイントガードとして確かなインパクトを残し、13年に及ぶプロキャリアを築いた選手として知られる。身長面の不利が常につきまとう河村だが、過去に小柄なプレーヤーが躍動した歴史がこのチームにあることは興味深い。自身の武器であるスピードやパスセンス、そして昨季Gリーグで見せた適応力を発揮できれば、河村が自らの手で新たな道を切り開くことも十分に可能なはず。さらなる飛躍から、目が離せない。
文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)







