3×3男子日本代表、粘りを見せるも予選プール敗退決定。女子代表は本日予選最終日【FIBA 3×3ワールドカップ2026】

日本を引っ張ったクーリバリ ソロモン
粘りを見せた男子だが、予選プール敗退に
ポーランド・ワルシャワで開催されている「FIBA 3×3ワールドカップ2026」に出場中の3×3男子日本代表は、6月3日(日本時間4日)に予選プール最終日を迎えた。第3戦でオリンピック王者のオランダに、最終戦でアジア王者のニュージーランドに敗れ、4戦全敗で敗退が決定した。
■3×3男子日本代表 予選プールC 結果
[第1戦]日本 14-22 中国
[第2戦]日本 15-21 ドイツ
[第3戦]日本 14-21 オランダ
[第4戦]日本 15-19 ニュージーランド
予選プール最終日に臨んだ日本は、まずパリ2024オリンピック王者のオランダと対戦。序盤の4分間は最小限のリードに抑えて互角に渡り合ったものの、中盤以降に突き放されて9-15とリードを許す。日本のエース小澤崚が連続で2ポイントシュートを沈めて3点差まで迫ったが、14-21でKO負けとなった。
続くニュージーランド戦は、日本が勝利すれば総得点次第でプレーイン進出の可能性が残る状況で迎えた。それでも相手は今年のFIBA 3×3アジアカップ2026を制したチーム。4月の対戦では16-21で敗れ、世界との差を痛感させられた相手に対し、日本は直前合宿で試行錯誤してきた新たなスタイルで挑んだ。
日本はアジアカップから戦術をテコ入れし、2ポイントシュートの試投数を増やすスピード感あふれるバスケを模索してきた。中祖嘉人HCが「ほかのチームにかなり対策をされた感覚がありました。このままではワールドカップの勝ち筋が見えてこない状態に実は陥りました」と危機感を口にし、仲西佑起も「これまではピックをしっかり当てて、小澤選手やソロモン選手に2ポイントシュートを打たせたり、そこからダイブするプレーは日本としては良いバスケだったと思います。でも、それの限界がアジアカップで感じました」と振り返る通り、これまでの形を崩す覚悟で臨んだ大会だった。※コメントはJBAニュースより

仲西佑起もコンスタントに得点
実際、ニュージーランド戦ではアジアカップ対戦時と比較して、2ポイントシュートの試投数を7本から18本へと増加。リバウンド数も5本から12本へと数字を伸ばしたものの、2ポイントシュートの成功数は2本に留まり、リバウンドも12-23と劣勢に立つなど苦戦した。終盤、身体を張ってアタックし続けたクーリバリ ソロモンがフリースローを決めて14-13と一時はリードを奪ったシーンもあったが、相手にフリースローを与えて逆転を許すと、最後は追いつくための2ポイントシュートがことごとく外れ、15-19で敗戦。4連敗で予選プール敗退が決定した。
エースの小澤が「今練習している戦術がハマれば、絶対に目標であるベスト8進出のチャンスはあると思っています」 と語り、仲西が「これまでのスタイルを短時間で壊すのはすごく怖いことでした」とした上で、「今見えてきた光に向かって、残る期間もやりきることで良いものになるのではないかと思っています。楽しみです」と覚悟を決めて挑んだ今大会。結果こそ4連敗の予選敗退となったが、強豪国を相手に新たな戦術をぶつけ、要所で発揮したスピードや連係プレーを見せたことは、日本バスケの原点に立ち返る大きな一歩となったはずだ。※コメントは全てJBAニュースより
なお、本日6月4日からは3×3女子日本代表が予選プール最終日に臨む。カナダ、リトアニアの強豪との対戦が続くが、ベスト8進出という目標に向けて健闘を祈りたい。
■3×3女子日本代表 予選プールD 結果・予定
[第1戦]日本 16-13 フランス
[第2戦]日本 18-19 ウクライナ
[第3戦] 6月4日(木)19:55 vs.カナダ
[第4戦] 6月4日(木)23:40 vs.リトアニア

勝利したフランス戦でチーム最多6得点した桂葵
FIBA 3×3公式YouTubeにて全試合配信
https://www.youtube.com/@FIBA3x3/

文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)









