月刊バスケットボール10月号

Wリーグ

2026.05.03

トヨタ自動車の新人アマカがWリーグMVP! 新人王、ベスト5も[W LEAGUE AWARDS 2025-26]

アマカがMVP&新人王など個人3冠を達成!


5月2日、国立代々木競技場第二体育館において『W LEAGUE AWARDS 2025-26』が開催され、「大樹生命 Wリーグ 2025-26 レギュラーシーズン」のアウォード受賞者が発表され、個人タイトル受賞者とともに表彰式が行われた。

WプレミアのMVP、ルーキーオブザイヤー、そしてベスト5にも選出されたのはトヨタ自動車をレギュラーシーズン1位に導いたオコンクウォ スーザン アマカ。MVPとルーキーオブザイヤー、ベスト5のトリプル受賞は渡嘉敷来夢(2010-11シーズン)以来2人目の快挙。「本当にうれしいです。MVPに選ばれたことは自信になりますが、もっと上を目指して頑張ります。ファンの皆さん本当にありがとうございました」と喜びを表した。「最初に聞いたときはうれしさよりも驚きでした。チームのゼネラルマネージャーの清野(英二)さんから聞いたのですが、ベスト5、ルーキーオブザイヤーとそれだけでもうれしかったのに、MVPと言われて、信じられない気持ちでした」と第一報を受けたときのことを振り返る。アマカは2024-25シーズンの途中からアーリーエントリーでトヨタ自動車に加わり、12試合に出場。「そのときは大学から、すぐに合流して、緊張しかありませんでした」と明かす。そんなウォーミングアップ期間を経て臨んだルーキーシーズンは新人ながらインサイドで圧倒的な力を見せた。今シーズンからは日本での学校教育を受けていない外国籍選手にも門戸が開かれ、競争は激化。その中でも「高さ、キャリアのある選手たちが増えましたが、できることをしっかりやろうと取り組んできました」と地道に体を張り続けた。「これまで、井上眞一コーチ(桜花学園/故人)や、佐藤智信コーチ(白鴎大学)が、一歩一歩私を導いてきてくれました。その結果が、今回のMVPにつながったと感じていますし、とても感謝しています。喜んでくれていると思います。今シーズンもチームのスタッフ、チームメイト、先輩方も私を支え続けてくれました。本当に感謝しかありません」とこれまで指導してきてくれた恩師、支えてくれたチームへの感謝を口にした。プレーオフでは惜しくも準優勝となったが「ルーキーシーズンでたくさんの経験ができました。その経験をもとに来シーズンも頑張りたいです。1ステップ、1ステップ成長し、もっとインサイドでの得点力を磨き、チームに貢献したいです。また、ファイナルに進出し、優勝を目指したい」と来シーズンのステップアップを誓った。

WフューチャーのMVPには得点、リバウンドなど4部門で1位となった日立ハイテクのファール アミナタが選出された。その他の受賞者は以下のとおり。


レギュラーシーズンMVPを受賞したオコンクウォ スーザン アマカ(トヨタ自動車)




《Wリーグ レギュラーシーズン・アウォード表彰者》


■ Wプレミア
・レギュラーシーズンMVP:オコンクウォ スーザン アマカ(トヨタ自動車 #13/初受賞)
・ルーキー・オブ・ザ・イヤー:オコンクウォ スーザン アマカ(トヨタ自動車 #13)
・ベストディフェンダー:白崎 みなみ(シャンソン #6/初受賞)
・ベスト6thマン:前澤 澪(富士通 #11/初受賞)
・コーチオブザイヤー:大神 雄子(トヨタ自動車)

・ベスト5
〔ポイントガード〕町田 瑠唯(富士通 #10/5年連続9回目)
〔シューティングガード〕白崎 みなみ(シャンソン #6/2年連続2回目)
〔スモールフォワード〕東藤 なな子(トヨタ紡織 #8/初受賞)
〔パワーフォワード〕宮澤 夕貴(富士通 #52/2年連続7回目)
〔センター〕オコンクウォ スーザン アマカ(トヨタ自動車 #13/初受賞)




■ Wフューチャー
・レギュラーシーズンMVP:ファール アミナタ(日立ハイテク #11/初受賞)
・ルーキー・オブ・ザ・イヤー:舘山 萌菜(日立ハイテク #19)
・ベストディフェンダー:内藤 唯(アランマーレ秋田 #17/初受賞)
・ベスト6thマン:池松 美波(日立ハイテク #13/初受賞)
・コーチオブザイヤー:柏倉 秀徳(日立ハイテク)

・ベスト5
〔ポイントガード〕樋口 鈴乃(日立ハイテク #18/初受賞)
〔シューティングガード〕池松 美波(日立ハイテク #13/初受賞)、井上 桃子(山梨QB #23)
〔スモールフォワード〕舘山 萌菜(日立ハイテク #19/初受賞)
〔パワーフォワード〕澤 知央(三菱電機 #38/初受賞)
〔センター〕ファール アミナタ(日立ハイテク #11/初受賞)

・レフリーオブザイヤー:須黒 祥子(初受賞)

《Wリーグ2025-26 個人成績リーダーズ》

■ Wプレミア
・得点:シャノン・ティアラ・フルーカー(東京羽田 #33/初受賞)
 平均:15.57得点(合計436得点)
・アシスト:町田 瑠唯(富士通 #10/3年連続9回目)
 平均:8.77本(合計228本)
・リバウンド:オコンクウォ スーザン アマカ(トヨタ自動車 #13/初受賞)
 平均:11.12本(合計279本)
・スティール:ンウォコ マーベラス アダク ビクター(シャンソン #22/初受賞)
 平均:1.86本(合計52本) 
・ブロックショット:プレッチェル レイン アシュテン(ENEOS #11/初受賞)
 平均:1.93本(合計52本)
・フィールドゴール成功率:オコンクウォ スーザン アマカ(トヨタ自動車 #13/初受賞)
 57.84%(合計107/185本) 
・3Pシュート成功率:プレッチェル レイン アシュテン(ENEOS #11/初受賞)
 44.44%(合計36/81本)
・フリースロー成功率:髙田 真希(デンソー #8/初受賞)
 90.91%(合計80/88本)

■ Wフューチャー
・得点:ファール アミナタ(日立ハイテク #11/初受賞)
 平均:16.52得点(合計380得点)
・アシスト:樋口 鈴乃(日立ハイテク #18/初受賞)
 平均:6.00本(合計144本)
・リバウンド:ファール アミナタ(日立ハイテク #11/初受賞)
 平均:9.70本(合計223本)
・スティール:内藤 唯(アランマーレ秋田 #17/初受賞)
 平均:2.08本(合計50本)
・ブロックショット:ファール アミナタ(日立ハイテク #11/初受賞)
 平均:1.91本(合計44本)
・フィールドゴール成功率:ファール アミナタ(日立ハイテク #11/初受賞)
 61.67%(合計148/240本)
・3Pシュート成功率:島村 きらら(SMBC #11/初受賞)
 41.11%(合計37/90本)
・フリースロー成功率:舘山 萌菜(日立ハイテク #19/初受賞)
 89.06%(合計57/64本)





文/飯田康二(月刊バスケットボール)、写真/石塚康隆(月刊バスケットボール)

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