月刊バスケットボール5月号

女子日本代表はどの組に!? W杯抽選会は日本時間25時開始

日本の対戦チームはどこに!?


9月4日から13日にかけてドイツ・ベルリンで開催される「FIBA 女子ワールドカップ2026」。その命運を分ける組み合わせ抽選会が、現地時間4月21日18時(日本時間22日午前1時)にベルリンのクラフトヴェルクにて実施される。

本大会には、世界各都市での過酷な予選を勝ち抜いた16チームが出場。抽選会では、最新のFIBAランキングに基づいて全16チームが4つのポット(シード)に振り分け、4チームずつのグループ(A〜D)へと抽選していく(日本はポット3)。大会は、各グループの1位が無条件で準々決勝へ進出。隣り合うグループ(AとB、CとD)の2位と3位が準々決勝進出決定戦を争い、その勝者がファイナルフェーズ(決勝トーナメント)へと駒を進めるシステムだ。

この抽選は単なるくじ引きではなく、ひとつのグループにおいてヨーロッパ大陸からの選出は最大2チームまで。さらに、アフリカ、アメリカ、アジア・オセアニアの各地域からは、それぞれ最大1チームまでしか同じグループに入ることができないという地理的制限(ドロー・プリンシプル)が設けられている。開催国であるドイツはポット1に割り当てられ、グループAに入ることが事前に決まっている。各ポットは以下の通り。

[ポット1]ドイツ(11)、アメリカ(1)、フランス(2)、オーストラリア(3)
[ポット2]中国(4)、ベルギー(5)、スペイン(6)、ナイジェリア(8)
[ポット3]日本(10)、プエルトリコ(13)、イタリア(14)、韓国(15)
[ポット4]トルコ(16)、チェコ(17)、マリ(18)、ハンガリー(19)
※()は世界ランク



世界4都市で同時開催された「FIBA 女子ワールドカップ2026 予選トーナメント」で、日本はトルコ・イスタンブールでプレー。開幕3連敗という絶望的な状況から、カナダとアルゼンチンに連勝すると、最終日にカナダがオーストラリアに敗れたことで逆転でのワールドカップ出場権を奪取した。キャプテンの宮澤夕貴は出場決定記者会見で、「3連敗後のミーティングは、いわば『涙のミーティング』でした。やるべきことを再確認し、チームが一つになりました」と振り返り、チームの結束力が勝利の鍵となったことを明かしている。

また大会を受けて行われたメディアブリーフィングで、萩原美樹子強化副委員長(女子代表強化委員会部会長)は「トランジションからの3Pシュートは、まだ日本の強みである一方、選手たちも世界全体の突き上げを肌で感じています」と課題を口にした。本大会でのメダル獲得、そして過去最高位である準優勝(1975年)を超えるためには、世界基準の“高さ”への対策が急務。コーリー・ゲインズHCは会見で、「サイズ不足を補うため、5人全員で取りに行く『ギャングリバウンド』を徹底します。そこから得意のトランジションにつなげます」と課題を明確にしており、萩原氏も今後の強化において、日常的にサイズのある相手と戦う環境作りの重要性を説いている。

本番を見据えた強化の第一歩として、日本代表は4月末からアメリカ遠征を実施し、WNBAのラスベガス・エーシズ(昨季WNBA王者)、フェニックス・マーキュリーとの対戦を予定。さらに、5月16日および17日には、神奈川県の新たなアリーナ「横浜BUNTAI」にて、FIBAランキング35位のラトビア代表を迎え撃つ「三井不動産カップ 2026」を開催する。

果たして日本が、どのチームと戦うことが決まるのか。抽選会の結果に注目が集まる。

■抽選会ライブストリーミング
FIBA公式YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=xYhO9RWCpwU





文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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