月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2026.04.16

Bリーグが「B.LEAGUE AWARD SHOW 2025-26」開催概要を発表。「最優秀育成クラブ」など2賞を新設

次なる10年へのスタートラインとなるアワード


4月16日、Bリーグは今シーズンの年間表彰式である「B.LEAGUE AWARD SHOW 2025-26」を、2026年5月29日に東京ガーデンシアター(東京都江東区)で開催すると発表した。

2025-26シーズンのリーグ全体のテーマは「夢を、語れ。」。リーグ創設から10年の間に6,000試合以上が行われ、無数の物語が紡がれてきた中で迎える今回のアワード。テーマには「WE GO ON」という言葉が掲げられた。これは、10年という節目をゴールではなく、次なる高みへと進み続ける最高のスタートラインと位置付けるリーグの意志の表れである。

アワードでは、B1・B2それぞれの年間優勝クラブ表彰をはじめ、レギュラーシーズンの成績に基づく「リーダーズ表彰(得点王やアシスト王など)」、HCや選手、メディア投票などで決まる「個人表彰(MVP、ベストファイブ、新人賞など)」が実施される。各種チケットの概要については、5月初旬に発表される予定だ。

コート内外の情熱を讃える新設の特別表彰


今回のアワードで特に注目されるのが、新たに設けられた2つの「特別表彰」である。

一つ目は「とけない、情熱。賞 presented by ロックアイス®」だ。この賞は、日々のリーグ戦の中で生まれた劇的な展開を表彰する。レギュラーシーズン中、各月で「最大得点差を逆転して勝利したクラブ」を選出し、年間を通じて最も大きな得点差をひっくり返したクラブが受賞する。最大得点差が同数の場合は、試合終了に近い時間帯での逆転劇が評価されるなど、最後まで諦めない情熱を可視化したユニークな賞となっている。

二つ目は、各クラブの育成組織にフォーカスした「最優秀育成クラブ」である。Bリーグの第一ミッションでもある「世界へ通用する選手の輩出」を目指し、ユース世代の育成や強化に最も貢献したクラブを評価するものだ。選考にあたっては以下の3つの観点からポイント化し、最も高い評価を得たクラブへ贈られる。

[輩出]過去のユース在籍生が、NBA(Gリーグ・サマーリーグ含む)、日本代表、Bリーグへどれだけ輩出されたか。
[強化]ユース在籍選手の「ユース育成特別枠」でのトップチーム出場時間や、アンダーカテゴリー日本代表への選出実績。
[育成]U15からU18への在籍継続率や、インフロニア B.LEAGUE U15/U18 CHAMPIONSHIPでの上位進出実績など。

育成改革は、トップチームの戦力向上のみならず、日本バスケ界全体の底上げに直結する重要な基盤である。新設された同賞は、目先の勝利だけでなく、中長期的なクラブの手腕を客観的に評価する新たな道標となるだろう。

激闘の2025-26シーズンを象徴する栄冠を手にするのは、果たしてどのクラブであり、どの選手か。次なる未来の扉を開く「B.LEAGUE AWARD SHOW 2025-26」へ向け、レギュラーシーズンもいよいよ佳境を迎える。




 ★「B.LEAGUE AWARD SHOW 2025-26」表彰・発表項目(詳細)

今回のアワードにおける主要な表彰項目および決定方法は以下の通り(※その他の表彰項目は「Bリーグ規約:表彰規程」を参照)

■クラブ表彰
当該レギュラーシーズンの実績によって表彰対象クラブを決定する。
[B1年間優勝]りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2025-26で優勝したクラブ
[B2年間優勝]りそなグループ B2 PLAYOFFS 2025-26で優勝したクラブ

■リーダーズ表彰
B1 / B2リーグ戦の各スタッツのランキングによって表彰対象者を決定する。
[得点王 / アシスト王 / リバウンド王 / スティール王 / ブロック王]レギュラーシーズンの各平均数が最も高い選手
[ベスト3P 成功率賞]成功率が最も高い選手(※1試合平均1.5本以上が対象)
[ベストFT 成功率賞]成功率が最も高い選手(※1試合平均1本以上かつ成功率85%以上が対象)
※各賞はレギュラーシーズンにおいて各チーム実施試合数の85%以上に出場した選手が対象。

■個人表彰の投票制度
B1/B2それぞれの全HC・全選手、および投票権を有するメディアの投票により決定される。個人表彰の各投票は以下の得点方式(ポイント)が設定されている。結果発表時には特設サイトにて投票メディア名も公開される。
[HC投票]1位10pt / 2位5pt / 3位3pt
[選手投票]1位3pt / 2位2pt / 3位1pt
[メディア投票]1位10pt / 2位5pt / 3位3pt
(※ベストファイブのみ配点が異なる。詳細は後述)

■個人表彰(B1)
[レギュラーシーズンMVP / ベストファイブ]最多ポイント獲得選手をMVP、上位5名をベストファイブとする。
※ベストファイブの配点は以下の通り。
HC・メディア投票(1位9pt / 2位7pt / 3位5pt / 4位4pt / 5位3pt)
選手投票(1位7pt / 2位5pt / 3位3pt / 4位2pt / 5位1pt)
[ベスト6thマン]控えから出場して好成績を残した選手1名(全試合ベンチスタートでなくとも可)
[新人賞]最も活躍した新人選手1名(※選出基準は後述)
[ベストディフェンダー賞]最も優秀なディフェンスをした選手1名
[最優秀ヘッドコーチ賞]CS優勝クラブのヘッドコーチ
[最優秀審判賞]最も優秀な審判1名
[アジア特別賞]最も活躍したアジア特別枠の選手1名

■個人表彰(B2・B1/B2共通)
[B2MVP]B2レギュラーシーズンで最も優秀な成績を収めた選手1名
[ベストダンクシュート賞]HC・選手・メディアが印象に残るダンクに投票し、上位5名でファン投票を実施。最終順位をファン投票ポイントと含めて決定。

■独自の選出基準を持つ「新人賞」の要件
新人賞は「長期のリーグ戦を通じた活躍」「安定性」「代表活動への寄与」「オフコートでの対応力」「個の力とチームへの貢献の同一評価」を判断基準とする(※一部欠格事項があっても、超越する結果があれば投票可)。
[対象要件]①B1所属、②初めてBリーグに登録された選手、③前シーズン4月1日時点で満23歳の誕生日を迎えていない(24歳以下)こと。
(※要件を満たさない場合でも、登録試合数が全試合に満たず未受賞の選手、かつそれがインジュアリーリスト登録によるものではない場合は対象となる)

■特別表彰・その他の発表項目
B.LEAGUE理事会が特に必要と認めた個人・団体などに表彰を行う。
[ココロ、たぎる。賞]人のココロをたぎらせる活動や結果を残した対象
[レギュラーシーズン最優秀インプレッシブ選手 (MIP)]スタッツに限らず試合内外での活躍で最も印象的だった選手
[マスコットオブザイヤー]ファン・選手・メディア・他クラブマスコットによる投票で決定
[ベストパフォーマンス賞]各クラブのパフォーマンスチームによる投票(自クラブ投票不可)
[フェアプレー賞 presented by 日本生命]反則ポイント(アンスポーツマンライク・テクニカル1pt、ディスクォリファイング・規約違反2pt、出場停止3pt)の合計が最も少ないクラブ
[「バスケットLIVE」 On Fire大賞]応援機能のファイア数が最多のクラブおよび選手
[ソーシャルメディア最優秀クラブ]SNSフォロワー数が最も増加したクラブ
[入場者数No.1クラブ]平均入場者数が最多のクラブ
[バスケインフラリーグ総合優勝クラブ]「バスケットボールリーグ部門」と「インフラリーグ部門」の順位合算で決定
[功労者表彰]Bリーグの発展に功労があった者(クラブ推薦またはチェアマン推薦により理事会が決定)


◆「B.LEAGUE AWARD SHOW 2025-26」 開催概要
開催日程 :2026年5月29日 (金) 17:00開演 / 19:45終演予定
開催場所 :東京ガーデンシアター
(〒135-0063 東京都江東区有明2丁目1-6)
出席者 :表彰対象選手・ヘッドコーチ・審判
B.LEAGUEチェアマン / 日本バスケットボール協会会長 島田慎二
配信 :バスケットLIVE、スポーツナビ、B.LEAGUE公式YouTube
特設サイト :https://www.bleague.jp/award-show/2025-26/





文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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