ENEOS田中こころがドラフトで指名、5人目のWNBA選手誕生なるか

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ヴァルキリーズから3巡目8位で指名
現地4月13日に行われたWNBAドラフト2026で、田中こころ(ENEOSサンフラワーズ)が、ゴールデンステート・ヴァルキリーズから3巡目8位(全体38位)で指名を受けた。日本人選手のドラフト指名は1997年の萩原美樹子(現東京羽田HC、女子代表強化副委員長、全体14位)以来。WNBAのドラフト規定では、米国外で生まれ、かつ米国外に居住している「インターナショナルプレーヤー」の場合、ドラフトが開催される暦年内に20歳の誕生日を迎える(またはすでに迎えた)選手については、自らエントリーを行っているか否かに関わらず指名の対象となる。今年20歳を迎える田中もこの規定が適用される条件を満たしており、今回の指名へとつながった。なお、今年のドラフトにおける全体1位指名には、ダラス・ウィングスがアジー・ファッドを選択している。
ヴァルキリーズはオフィシャルサイトでドラフトの結果に関するリリースを発表し、全体16位指名のマルタ・スアレス(TCU)、全体23位指名のアシュロン・ジャクソン(デューク大)とともに、田中を指名したと発表。「日本の5フィート8インチ(約172cm)のガードであり、2026年のFIBAワールドカップ予選トーナメントで平均10.8得点、3.4アシストを記録した」と紹介している。
From Osaka, Japan to Oakland, California, with the 38th pick in the 2026 @WNBA draft, we select Kokoro Tanaka 💜
— Golden State Valkyries (@valkyries) April 14, 2026
田中こころ選手、ヴァルキリーズへようこそ!@carmax | Golden State Valkyries Draft pic.twitter.com/uw3uMQrfEW
田中は今年3月の「FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2026 予選トーナメント」でワールドカップ出場権獲得に貢献。FIBAのオフィシャルサイトでは、「田中はアウトサイドからのシュートレンジを見せつけ、同世代で最もエキサイティングな選手の一人としての評価を証明した」と称えている。また、昨年7月の「FIBA女子アジアカップ2025」の準決勝・中国戦では、1Qだけで5本の3Pシュートを含む21得点と爆発。中国撃破の立て役者となった。
WNBAの今季のレギュラーシーズンは、5月8日〜9月24日。プレーオフは9月後半となっている。チームの勝ち上がりや疲労度などを考えると、そう簡単ではないかもしれないが、来季のWリーグの開催日程は未発表ながら、例年通りの10月下旬開幕であれば日程が重複しないだけにWNBAデビューへの期待は高まるばかりだ。
過去、WNBAでは1997年から1999年にモナークス、マーキュリーでプレーした萩原美樹子(現東京羽田HC、女子代表強化副委員長)を皮切りに、大神雄子(現トヨタ自動車HC)が2008年にマーキュリーで、渡嘉敷来夢(アイシン)が2015年から3季ストームで、町田瑠唯(富士通)が2022年にミスティックスでプレーしている。

文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)









