月刊バスケットボール2月号

高校界に新たな世界への扉!「NBA Rising Stars Invitational」日本予選を初開催

「SoftBank ウインターカップ2025」の熱気が冷めやらぬうちに、2か月が過ぎた。各地で都道府県新人戦、そしてブロック新人大会が行われ、高校バスケの新シーズンが始動。3年生の引退で顔ぶれが変わり、再編成された強豪校の動きや新たな勢力図の行方が、早くも注目を集めている。

新シーズン、どこの高校、どんな選手たちに目を向けるか。例えば近畿ブロック新人大会、男子は接戦を制して東山が優勝を果たした。昨年、圧倒的な存在感を放った佐藤凪(横浜BC/セントトーマスモアスクール進学予定)の穴は決して小さくないが、新エース・中村颯斗がPGに挑むなど、新たな形を探りながら戦っていたのが印象的だ。一方、女子の決勝は、ウインターカップでも対戦した大阪薫英女学院と京都精華学園が再び激突。経験に勝る大阪薫英女学院が勝利し、下級生も多い京都精華学園は、リベンジならず悔しさからの再出発となった。



また、九州ブロック新人大会では、男子・福岡大附大濠、女子・東海大付福岡と、男女ともに福岡勢が強さを示した。特に女子は、準優勝が精華女、Bパート優勝が福岡大附若葉と、福岡上位3チームが大会をリード。一方、男子は福岡屈指の強豪校として知られる福岡第一が、沖縄水産相手に初戦敗退に終わったことも話題となった。昨年の主力が全員3年生だったこともあり、ほぼ入れ替わった新メンバーでのチーム作りに苦戦している様子。それでも、伝統の“堅守速攻”で毎年安定した強さを見せてきた福岡第一の、ここからの巻き返しに目が離せない。


SoftBank ウインターカップ2025より

他のブロックでも、新チームで台頭する新たな主役候補や、昨季の悔しさを糧に仕上がりを高めるチームなど、見応えあるチームが続々と現れている。今夏、大阪で開催されるインターハイ、そして冬の総決算となるウインターカップへの道が、この春からすでに始まっているのだ。

そんな中、この春に高校バスケファン必見の大会が新設。「NBA Rising Stars Invitational JAPAN QUALIFIERS Presented by SoftBank」が、3月30〜31日の2日間、東京都大田区総合体育館で開催される。

出場するのは男女各4チームで、今年の出場校は、女子が京都精華学園(京都)、八雲学園(東京)、東海大付福岡(福岡)、精華女(福岡)、男子が東山(京都)、鳥取城北(鳥取)、福岡第一(福岡)、土浦日本大(茨城)。国内トップクラスで名を馳せてきた顔ぶれが、トーナメント戦で優勝を争う。


SoftBank ウインターカップ2025より

この日本予選の優勝校には、6月にシンガポールで行われる「NBA Rising Stars Invitational」本戦の出場権が与えられる。NBAが主催するアジア太平洋地域の高校No.1を決める舞台で、各国代表と対戦する貴重な機会だ。

本戦が初開催された昨年6月には、日本から福岡大附大濠と京都精華学園が推薦で出場した。大濠は準決勝で韓国の強豪校・龍山と対戦し、惜しくも敗戦。その龍山がそのまま優勝を果たしたが、同チームで活躍したエディ・ダニエルはその後、僅か18歳で韓国代表入りし、先日の「FIBAワールドカップ2027アジア地区予選Window2」でも日本を苦しめた新星だ。「NBA Rising Stars Invitational」で頭角を現した選手が、その後いち早く代表チームで活躍しているという事実が、大会のレベルの高さを物語っている。

日本の高校からアジア、そして世界へとつながる登竜門。記念すべき第1回目の日本予選を制するのは、どのチームか。3月末、注目の2日間が迫っている。



『NBA Rising Stars Invitational JAPAN QUALIFIERS Presented by SoftBank』特設ページはこちら

■組み合わせ
3月30日(月)
女子1回戦
第1試合/11:00~/東海大付福岡(福岡)vs. 八雲学園(東京)
第2試合/13:00~/京都精華学園(京都)vs. 精華女(福岡)
男子1回戦
第3試合/15:00~/福岡第一(福岡)vs. 鳥取城北(鳥取)
第4試合/17:00~/東山(京都)vs. 土浦日本大(茨城)
3月31日(火)
女子決勝/11:00~
男子決勝/13:00~

■会場
大田区総合体育館(東京都大田区)

チケット情報
NBA Rising Stars Invitational JAPAN QUALIFIERS Presented by SoftBank」のチケットは大会公式ホームページにて好評販売中

配信
バスケットLIVE全試合ライブ・見逃し配信

文/中村麻衣子(月刊バスケットボール)

タグ: NBA 高校バスケ福岡第一精華女東山ソフトバンク東海大付福岡京都精華学園

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