月刊バスケットボール2月号

NBA全30チームが導入しているシューティングトレーニング・システム「SHOOT360」が日本に初上陸——「SHOOT360 SAITAMA」とは?

NBA30チームが導入している、「SHOOT360」と呼ばれるシューティングトレーニング・システムを日本で初めて導入したバスケットボール施設「SHOOT360 SAITAMA」が、27日に埼玉県戸田市でオープンした。SHOOT360は、これまでにアメリカほか世界8か国に導入されており、日本は9か国目。店舗数は現在世界で50以上展開されているという。
SHOOT360 SAITAMA」では、オープン前日に体験・見学イベントを開催された。SHOOT360でのシューティング体験や、デモンストレーションの見学、施設とシステムの説明などを通じ、早くも高い反響を得ているとのことだ。


☆SHOOT360 SAITAMA
【所在地】 〒335-0034 埼玉県戸田市笹目3丁目21-9
【公式サイト】https://shoot360.jp/


オープン前日の体験・見学イベントには多くのシューターが集まった





SHOOT360は、AIを活用した「スプラッシュ・メーター(SPLASH METER™)」という独自のテクノロジーで、シューターから放たれたボールの軌跡をリアルタイムで追跡・解析することができる。シューティングの感覚を数値化する機能が大きな特徴で、しっかり打ち込んだ後に、なぜ入ったか、なぜ外れたかの理由を曖昧にせず、フィードバックとして持ち帰ることができるのだ。


バックボード上部のモニターにシューターがリリースしたボールの軌道に関するデータが表示され、精度のズレがどのような内容なのかを数字で把握できるのが、SHOOT360の特徴だ

リリースされたボールがどんな角度で打ち出されてどんな放物線を描いていたか(ARC=軌道の高さの追跡)、また、最終的にリングの中央から前後・左右にどれだけズレていたか(DEPTH=強さとALINGMENT=左右のブレ)を可視化することで、感覚頼みになりがちなシューティングが、理想的なボールの軌道を数値としてイメージしながら調整する作業へと変わるのだ。フィードバックは数値とグラフで示されるため、考えるより早く直感的に上達への道が示される。

SHOOT360 SAITAMA」では、上記の「SHOOT360」以外にも、ゲーム感覚でパスやボールハンドリングの強化に取り組むことができる施設を整っている。キャッチフレーズは、単に「うまくなろう」ではない。「うまくなろう、もっと早く!」だ。


こちらはパッシングのトレーニング施設だが、ゲーム感覚で楽しみながら練習にのめり込んでいける

世界で超一流プレーヤーやコーチが取り入れているシステムだけに、「SHOOT360 SAITAMA」を訪れたプレーヤーたちの中から、短期的に一気にシューティングのレベルを上げて世界を驚かせるショットメイカーに飛躍を遂げる子どもたちが出てくる可能性もあるのではないだろうか。非常にユニークな施設だ。興味がある人は、公式サイトの問い合わせボタンから連絡してみてほしい。





文/柴田健

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