A東京が14年ぶり日本一、勝負どころでサイズがけん引 [天皇杯決勝]
サイズが4Q11得点と勝負強さを発揮
1月12日、「第101回天皇杯全日本選手権大会」決勝(会場:国立代々木競技場第一体育館)で、アルバルク東京とシーホース三河が対戦。前半で2桁リードを作ったA東京に対して、三河も後半反撃。3点差で4Qを迎えたが、勝負どころで流れを引き寄せたのはA東京。72-64で競り勝ち、14年ぶり3度目の優勝を果たした。
A東京は初戦となる2回戦で富山グラウジーズ(89-79)を下すと準々決勝で群馬クレインサンダーズ(83-80)に勝利。三遠ネオフェニックスとの準決勝では接戦となったが、#75小酒部泰暉がクラッチタイムで活躍し80-75で勝利。2年連続の決勝進出を決めた。対する三河は、2回戦でライジングゼファー福岡(95-42)を、準々決勝で琉球ゴールデンキングス(92-85)を下してベスト4進出。11点リードで迎えた3Q5点差まで詰められた中で4Qとなったが、ここでディフェンスが奏功。4Qはわずか5失点に抑え、71-53で8年ぶりとなる決勝進出を決めた。今季のB1ではA東京が2戦2勝 (昨季は1勝1敗)。天皇杯決勝では過去5度対戦し、三河の3勝2敗となっている。

共に試合開始から強度の高いディフェンスを展開。一進一退の攻防が続いたが、クォーター中盤、#19西田優大の3Pシュートから一歩先に出た三河が5点リードで1Qを終えた。しかし、2Qに入るとA東京のディフェンスが奏功。すると#25福澤晃平の3Pシュートから流れを掴んで逆転。続いては#11セバスチャン・サイズ、#17マーカス・フォスターらがドライブから得点につなげて40-30と2桁差を付けて折り返した。

前半、A東京は2Pシュート62.5%(10/16)、3Pシュート41.7%(5/12)、三河が2Pシュート60%(12/20)、3Pシュート16.7%(2/12)の成功率を記録。3Pシュートで差が付いた。またA東京は2Q6本の2Pシュート全てを成功させた。
追いかける三河は3Q、ボールマンへのプレッシャーを強めてゴール付近でのシュートを防ぐとフリースローでこつこつと得点。2ポゼッション差まで迫った。A東京は#25福澤の3Pシュート、#22ライアン・ロシターのミドルジャンパーなどで加点したものの、51-48と点差が縮まり3Qを終えた。

運命を分ける4Q、序盤から点を取り合う中、A東京は#11サイズや#3テ-ブス海がペイントアタックから得点につなげ、開始4分半で10点リードを作った。このあと三河は、#32シェーファー アヴィ幸樹のフリースローで3分半ぶりの点数を奪うと、続けて#54ダバンテ・ガードナーがユーロステップから技ありシュートで加点。1分半で6点差まで迫ったものの、A東京#17フォスターが流れを止める3Pシュートを成功。再び2桁差を付けて残り3分を迎えた。時間が減っていく中、三河は時間をかけずシュートを放つがシュートを放って行ったが、差を縮めるのが精一杯に。A東京が逃げ切り、14年ぶり3度目の日本一に輝いた。

A東京は#11サイズが23得点、#17フォスターが15得点、#22ロシターが10得点21リバウンドでけん引。一方、三河は#54ガードナーが20得点、#19西田が14得点でチームを引っ張った。
○A東京 72(15-20,25-10,11-18, 21-16)64 三河●
<大会ベスト5>
#11セバスチャン・サイズ(アルバルク東京)
#17マーカス・フォスター(アルバルク東京)
#22ライアン・ロシター(アルバルク東京)
#16西田 公陽(シーホース三河)
#54ダバンテ・ガードナー(シーホース三河)
<大会MVP>
#22ライアン・ロシター(アルバルク東京)


写真/石塚康隆(月刊バスケットボール)、文/広瀬俊夫(月刊バスケットボール)









