ウインターカップ大会6日目・12/28試合結果一覧「大阪薫英女学院が悲願の初優勝」

東山は#5佐藤凪がチームトップとなる25得点10アシスト(写真は準々決勝より)
男子決勝は福岡大附大濠×東山に決定
12月28日、「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校選手権大会」大会6日目、女子決勝と男子準決勝2試合が実施された。女子では大阪薫英女学院(大阪)が初優勝、男子は福岡大附大濠(福岡②)と東山(京都①)が決勝進出を決めた。

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女子決勝は桜花学園(愛知①)と大阪薫英女学院(大阪)が対戦。前半は桜花学園が44-35と9点リードで折り返したが、後半に大阪薫英女学院がゾーンディフェンスから流れを引き寄せた。3Qに点差を詰め、4Q開始1分半で同点。59-59で迎えた終盤、残り3分20秒に#5三輪美良々(この試合30得点13リバウンド)がプットバックで勝ち越すと#8細澤幸生の速攻などでリードを広げ、そのまま66-61で逃げ切った。試合後、安藤香織コーチは「最後の最後まで分からなかったが、40分間、薫英のバスケをやり続けてくれた」と選手たちをたたえた。
○大阪薫英女学院 66-61 桜花学園●

■ウインターカップ2025女子ベスト5
#4幡出 麗実(大阪薫英女学院3年/GF/168cm)
#5三輪 美良々(大阪薫英女学院3年/FC/177cm)
#6松本 璃音(大阪薫英女学院2年/GF/160cm)
#6濱田 ななの(桜花学園3年/G/161cm)
#7山田 桜来(桜花学園3年/G/160cm)
[男子準決勝]福岡大附大濠が鳥取城北との激戦を制す
男子準決勝第1試合は、福岡大附大濠(福岡②)が鳥取城北(鳥取①)を69-66で下し、3年連続14度目の決勝進出。一時は逆転を許す展開となったが、#6吉岡陽が20得点と勝負強さを発揮し、終盤の競り合いを制した。
○福岡大附大濠 69-66 鳥取城北●

[男子準決勝]東山が福岡第一を退け5年ぶり決勝へ
第2試合は東山(京都①)が福岡第一(福岡①)に72-58で勝利。4Q残り6分45秒で同点に追いつかれたものの、そこからディフェンス強度を高め、#5佐藤凪が得点とアシストで流れを引き寄せた。佐藤は25得点10アシストの活躍。東山が5年ぶり3度目の決勝進出を決めた。
○東山 72-58 福岡第一●

この結果、明日の男子決勝(13:00)は、ディフェンディング・チャンピオンの福岡大附大濠と大会初優勝を目指す東山の対戦に決定した。

写真/大川原敬明、文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)








