ウインターカップ大会6日目・12/28試合予定「桜花学園が25度目Vか大阪薫英女学院の初優勝か!?」

男子決勝進出チームも決定の大会6日目
12月28日、「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校選手権大会」大会6日目、女子優勝、男子準決勝が行われる。

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12時ティップオフ予定の女子優勝は、桜花学園(愛知①)と大阪薫英女学院(大阪)の間で争われる。両者は今年のインターハイ3回戦で対戦している。その試合では、大阪薫英女学院が1Qから僅差リードを握っていたが、4Qに入ると桜花学園#8イシボ・ディバイン(3年/178cm)がゴール下で存在感を発揮。逆転し、リードを奪うと74-69で勝利した。その#8ディバインは準々決勝で足を痛めたこともあって、準決勝はプレーせず。最初の2試合では17.0得点7.5リバウンドというアベレージを残していただけに痛い欠場かと思われたが、代わりにスタメンとなった2年生#14水林 夢翔(2年/177cm)が16得点を奪い、勝負どころでも得点。決勝に導いた。高い得点力を有しているスタメン5人に加えて、ベンチから投入される#7山田桜来も特筆すべき存在。元々ディフェンスが魅力の#7山田だが、今大会では接戦となった3回戦・福井工大附福井(福井)、昨日の準決勝・八雲学園(東京①)で2桁得点とオフェンス面でも貢献している。決勝でもカギを握る存在になりそうだ。
一方、大阪薫英女学院は不動のスタメンが自慢の走力を生かし、5試合を勝ち上がってきた。いずれも2桁得点を期待できる力を持つが、中心となるのは22.6得点6.8リバウンドを記録するエースの#5三輪 美良々(3年/177cm)。加えてベンチから出場する1年生ガードの#11大槻佳子(1年/164cm)が9.6得点5.6リバウンド2.2アシストを残すなど貢献している。
桜花学園が4年ぶり25度目の優勝となるか、それとも大阪薫英女学院が初優勝を果たすか。注目の決勝である。
<桜花学園勝ち上がり>
2回戦:96-56 柴田学園大附柴田学園(青森)
3回戦:81-78 福井工大附福井(福井)
準々決勝:61-55 東海大付福岡(福岡②)
準決勝:77-71 八雲学園(東京①)
[主なスタメン]
G #9竹内 みや(2年/160cm)
G #6濱田 ななの(3年/161cm)
GF #10小玉 愛莉(2年/168cm)
FC #11勝部 璃子(2年/177cm)
FC #14水林 夢翔(2年/177cm)orC #8イシボ・ディバイン(3年/178cm)
<大阪薫英女学院勝ち上がり>
1回戦:72-63 土浦日本大(茨城)
2回戦:88-64 湯沢翔北(秋田)
3回戦:83-80 日本航空北海道(北海道①)
準々決勝:92-65 倉敷翠松(岡山①)
準決勝:80-71 京都精華学園(京都①)
[主なスタメン]
GF #6松本 璃音(2年/160cm)
GF #4幡出 麗実(3年/168cm)
F #7原 乙羽(2年/172cm)
FC #8細澤 幸生(2年/175cm)
FC #5三輪 美良々(3年/177cm)
続いて行われる男子準決勝2試合。いずれもU18日清食品トップリーグで対戦しており、福岡大附大濠(#23白谷柱誠ジャック/1年/195cmは不在)が鳥取城北に55-47、東山が福岡第一に91-66でそれぞれ勝利している。果たして今回はどんな展開となるか、目が離せない戦いとなる。
以下が本日の試合予定である。
<大会6日目 12月28日(日)試合予定>
【東京体育館】Mコート:カップヌードルコート■第1試合/12:00〜[女子決勝]
[M]桜花学園(愛知①)×大阪薫英女学院(大阪)
■第2試合/15:30〜[男子準決勝]
[M]鳥取城北(鳥取①)×福岡大附大濠(福岡②)
■第3試合/17:10〜[男子準決勝]
[M]福岡第一(福岡①)×東山(京都①)

写真/大川原敬明、文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)








