月刊バスケットボール2月号

ウインターカップ大会5日目・12/27試合結果「女子では京都精華学園の連覇が途絶える」

準々決勝より

男子ベスト4も決定!


12月27日、「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校選手権大会」大会5日目、女子決勝カード、男子ベスト4が決まった。


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接戦、激闘ばかりの1日だった。
女子ではインターハイ女王の桜花学園(愛知①)対八雲学園(東京①)は大接戦に。4Q残り2分40秒、#9テウ・アダマの得点で一度逆転された桜花学園だったが、準々決勝で足を痛めたインサイドの要、#8イシボ・ディバインに代わって出場した#14水林夢翔の活躍で再びリードを握り、77-71で逃げ切り。4年ぶり30度目(名古屋短大付時代含む)の決勝進出を果たした。
また4連覇を目指す京都精華学園(京都①)と大阪薫英女学院(大阪)の試合は、大阪薫英女学院が前半だけで8本の3Pシュートを成功させる好調ぶりで18点のリードを持って折り返し。3Qには7点差まで迫られたが、#4幡出麗実の3Pシュートで突き放すと80-71で勝利。7年ぶり2度目の決勝進出を決めた。

そして男子ではベスト4が決定。明日の準決勝は、鳥取城北(鳥取①)対福岡大附大濠(福岡②)、福岡第一(福岡①)対東山(京都①)に決まっている。

以下が本日の試合結果である。




<大会5日目 12月27日(土)試合結果>

【東京体育館】Mコート:カップヌードルコート

■第1試合/9:30〜[女子準決勝]
[M]桜花学園(愛知①) 77-71 八雲学園(東京①)
★1Qから2桁リードを作った桜花学園はトランジションから得点を続けてリードをキープしていったが、後半、八雲学園が反撃。4Q終盤に逆転を許したが、#14水林夢翔の活躍で再びリードを握り、77-71で逃げ切り。4年ぶり30度目(名古屋短大付時代含む)の決勝進出を果たした。

■第2試合/11:10〜[女子準決勝]
[M]大阪薫英女学院(大阪) 80-71 京都精華学園(京都①)
★前半だけで3Pシュート8本を射抜いた大阪薫英女学院は18点リードで後半を迎えると、京都精華学園の猛追を退けて80-71で勝利。7年ぶり2度目の決勝進出を決めた。明日の決勝(12:00〜)では、初の日本一を懸けて桜花学園(愛知①)と対戦する。

■第3試合/12:50〜[男子準々決勝]
[M]鳥取城北(鳥取①) 65-61 北陸学院(石川)
★鳥取城北が22点のリードを作って迎えた3Q、北陸学院が好ディフェンスから挽回。4Qに入ってもジリジリと差を詰めると終了間際に2点差まで迫ったが、鳥取城北が65-61で逃げ切り。2年連続2度目の準決勝進出を決めた

■第4試合/14:30〜[男子準々決勝]
[M]福岡大附大濠(福岡②) 81-67 土浦日本大(茨城)
★福岡大附大濠は前半、リバウンドを支配し11点のリードを作ると後半、点差を広げにかかるが、土浦日本大の調子がアップ。見ごたえある攻防が繰り広げられたが、リードをキープした福岡大附大濠が81-67で準決勝進出を決めた。

■第5試合/16:10〜[男子準々決勝]
[M]福岡第一(福岡①) 76-72 帝京長岡(新潟②)
★福岡第一が僅差リードで進んだ試合、後半に入ると帝京長岡が粘りを見せて熱戦となったが、最後は福岡第一が76-72で勝利。準決勝進出を決めた。

■第6試合/17:50〜[男子準々決勝]
[M]東山(京都①) 77-74 八王子学園八王子(東京①)
★9点ビハインドで迎えた4Q、東山はエース#5佐藤凪がけん引し、残り2分に逆転。最終的に77-74で勝利し、2年連続5度目の準決勝進出を決めた。








写真/大川原敬明、文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: SoftBank ウインターカップ2025

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