ウインターカップ大会5日目・12/27試合予定「女子決勝、男子4強に進むのは!?」

3回戦より
女子決勝はどのカードに!?
12月27日、「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校選手権大会」大会5日目、女子準決勝2試合、男子準々決勝4試合が行われる。

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いよいよ本日からメインコートでの進行となる。
まず行われるのはインターハイ女王・桜花学園(愛知①)と2017年大会以来のベスト4進出となった八雲学園(東京①)の一戦。2桁得点ができる選手が揃う桜花学園に対して、八雲学園の最大の強みは留学生#9テウ・アダマの存在。今大会でも35.5得点25.3リバウンドというアベレージを残しているだけに準決勝での活躍にも期待がかかる。桜花学園でマッチアップするはずの#8イシボ・ディバインは昨日の準々決勝1Qに右足を負傷。その後、出場できなかっただけに、状態が気になるところ。U18日清食品トップリーグで、「留学生が相手でも奪える自信があります」と語るなど特にリバウンドに自信を深めていただけに、もし不在となると八雲学園#9アダマ対策は対応力が問われる局面となる。
続いては京都精華学園(京都①)と大阪薫英女学院(大阪)の準決勝だ。4連覇を目指す京都精華学園は#18オディア カウェル リッツ、#15ンガルラ ムクナ リヤという強力なインサイドが軸となるが、精華女(福岡①)との準々決勝でも#6石渡セリーナのディフェンス、#10吉田ひかり、#13満生小珀の勝負強さはカギとなっている。対する大阪薫英女学院は
大黒柱の#5三輪美良々が軸となる。2試合連続で15得点と調子を上げている#8細澤幸生と共に相手インサイドをいかにディフェンスするかは一つの鍵となる。またインサイドでの得点が減少する可能性もあるだけに、勝利するためにはバックコート陣の活躍も必須となるだろう。ちなみに両者は2021年大会の準決勝でも対戦している。その時は瀬川心暖(武庫川女大)がいた京都精華学園が、都野七海(トヨタ紡織)や宮城楽子(日体大)のいた大阪薫英女学院を86-80で下した。
鳥取城北対北陸学院は熱戦必至か!?
続いて行われるのは男子準々決勝4試合。いずれの試合も注目度は高いが、インターハイ王者の鳥取城北(鳥取①)と夏は8強だった北陸学院(石川)の試合は興味深い。北陸学院はここまで3試合で平均57.7失点とディフェンスが好調だ。#1小野蓮太、#77神保旺介という頼れる3年生がいて、2年生スコアラー#82藤原弘大も結果を残しているなど攻防が噛み合っているだけに2016年大会以来のベスト4も見えてくる。対する鳥取城北は、2回戦・東海大付相模(神奈川)で80-75、3回戦・九州学院(熊本)で77-76と辛くも勝利という内容が続いている。強豪との一戦は目が離せない。
また帝京長岡(新潟②)×福岡第一(福岡①)、東山(京都①)×八王子学園八王子(東京①)はU18日清食品トップリーグで対戦しており、前者は福岡第一の95-63、後者が東山の83-69という結果になっている。リベンジとなるか、それともまたも同じ結果となるか、その答えは、メインコートで明らかになる。
以下が本日の試合予定である。
<大会5日目 12月27日(土)試合予定>
【東京体育館】Mコート:カップヌードルコート■第1試合/9:30〜[女子準決勝]
[M]桜花学園(愛知①)×八雲学園(東京①)
■第2試合/11:10〜[女子準決勝]
[M]京都精華学園(京都①)×大阪薫英女学院(大阪)
■第3試合/12:50〜[男子準々決勝]
[M]鳥取城北(鳥取①)×北陸学院(石川)
■第4試合/14:30〜[男子準々決勝]
[M]福岡大附大濠(福岡②)×土浦日本大(茨城)
■第5試合/16:10〜[男子準々決勝]
[M]帝京長岡(新潟②)×福岡第一(福岡①)
■第6試合/17:50〜[男子準々決勝]
[M]東山(京都①)×八王子学園八王子(東京①)

文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)








