月刊バスケットボール2月号

夏準V八王子学園八王子が好発進、ディフェンスから流れを掴む[ウインターカップ]

花島がチームトップの21得点


12月25日、「SoftBank ウインターカップ2025令和7年度 第78回全国高等学校選手権大会」男子2回戦で、インターハイ準優勝の八王子学園八王子(東京①)と佐賀北(佐賀)が対戦。開始からディフェンスが奏功した八王子学園八王子が終始主導権を握り、98-49で勝利した。


『ウインターカップ2025』特設ページはこちら

八王子学園八王子は#8ンジャイ・パプ・ンデリセクがゴール下で先取点を奪うと、#11花島大良がレーンドライブからレイアップを成功。佐賀北の#9石井秀汰は速い展開からレイアップでチーム初得点を奪った。佐賀北は、留学生に入ったところでヘルプが寄ってターンオーバーを引き出すと、#9石井、#6田﨑敬也が得点。さらにエースの#4品川愛翔がコーナーから3Pシュートを射抜き、残り6分で9-9とした。しかし、八王子学園八王子はここからディフェンスが奏功。ターンオーバーを立て続けに引き出すと#11花島、#0ニャン・セハ・セダトが得点し、27-13で1Qを終えた。



2Q、佐賀北はマッチアップゾーンに苦戦。外からのシュートが多くなって成功率が上がらず。残り6分、#4品川の3Pシュートでクォーター初得点を決めたが、22点差となってしまった。この後、#18王宇柱がリバウンドから決めると、速い展開から#4品川、#7稲富康成が得点。スコアを20点台に乗せたが、#2岡祐心の3Pシュート、#8ンデリセクのシュートなどで得点した八王子学園八王子が50-22とリードしてハーフタイムを迎えた。

前半、八王子学園八王子は2Pシュートが50%(18/36)、3Pシュートが37.5%(3/8)と効率よく得点。リバウンドでも21-10と上回った。八王子学園八王子#11花島は19得点。佐賀北#4品川は10得点と半分近くの点数を奪っている。





強度に慣れた佐賀北は4Q健闘


3Q、佐賀北は高い位置でボールを回してチャンスを作ると#16川口悠翔、#4品川らが得点。ディフェンスでも、足を動かしてミスを誘うが、なかなかシュート成功率を下げられず。八王子学園八王子の73-31で3Qを終えた。

4Qに入ってもディフェンスで苦しむ佐賀北。だが、相手の強度に慣れてきたのかディフェンスを引き付けてパスを出し、オープンを作れるように。チャンスから#14西原煌馬や#8渕上皓志郎、#4品川らがシュートを決める。結果的にクォーターごとでは最多となる18得点を記録したものの、八王子学園八王子が98-49で勝利した。



八王子学園八王子は#11花島がチームトップの21得点。#0セダトが19得点16リバウンド、#8ンデリセクが18得点11リバウンド、#6照井が10得点と4人が2桁得点。最終的に14本のターンオーバーを誘発した。一方、佐賀北は#4品川が21得点とオフェンスを引っ張った。

八王子学園八王子 98(27-13,23-9,23-9,25-18)49 佐賀北










写真/大川原敬明、文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: SoftBank ウインターカップ2025

PICK UP

RELATED